パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

イメージアップより、依存症対策の本格的な取り組みを

元メーカー営業マンさんからのコメントだ。まだ、業界には仲間もたくさん残っている。斜陽産業に突入した業界がまず、取り組まなければならないのは、依存症対策だ、という。新規ユーザーを業界が増やす努力をすれば、するほど依存症予備軍を増やすのか、とアンチからは批判される。



以下本文



篠原菊紀教授のブログ読みました。



この人、テレビで海物語での大当りへのプロセスを脳波から研究した人ですね。豊丸と台の研究してるのに、豊丸の台がそんなに売れないのはなぜでしょうかね。



パチンコ依存症と薬物依存症、たしかに論理的、脳科学的には違いがあるんでしょうね。ですが、ギャンブル依存症と借金は明白なものだと思います。



ギャンブル依存症について調べてみてください。



ギャンブル依存症になる過程は現実からの逃避にあります。単なるパチンコ好きは依存症にはならないでしょう。それはお酒好きと同じです。ですが、現実逃避しようとすると、たちまち依存症になります。



ネトゲ依存症なども同じです。



なので、パチンコが悪ではないです。ですが、この日本ではパチンコがギャンブル依存症を助長していますよね。



子どもを熱中症や餓死させたり、最悪のケースだと吉宗やりたさに親を殺害してしまったケースなど。



篠原教授は、依存症予防に業界が動かなければならないと書いていました。そうなんです。もっと業界自身が依存症を解決しようと本気で考えないといけないと思います。たしかに以前より活動しているとは思いますけどね。



私は元メーカー営業マンですけど、まだまだ仲間がこの業界で働いています。



その業界人がパチンコやらないんですから。パチンコ業界を根っからの悪だとは思っていません。ですが、パチンコ業界がイメージを改善したところでユーザーは増えないと思います。



イメージの問題ではないんです。



ためしにニコ動やYOUTUBEでイメージアップに繋がる動画、流してみたらどうですか。そんなことでユーザーが増えるとは思えません。



むしろ、どなたかが書いていたように減らさない努力をした方がいいでしょうね。ネットがパチンコの現実をユーザーに教えてしまいました。台の価格、大手法人の利益、稼動が少なくても儲かる現実・・・それがパチンコなんです。



私が営業マンになったとき、開店立会いで大当りする顧客を見て、自分も嬉しかったです。けど、辞める前はどうでもよかったです。きちんと機械代が回収できるかどうかが大事でした。そう考える営業マンは、今でも多いと思いますよ。



私はもうパチンコ打ってないですが、この業界で働く人を悪いとは思っていません。



よい人たくさんいるの知ってますから。頑張ってほしいって思っています。一部の極悪なメーカーやホールがこの業界を潰してしまったと思います。



斜陽産業ですが、今が転換期です。



頑張ってください。



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特殊な集客方法2

HS企画の出口です。





営業方法を変えて新規顧客を集めるときに効果的だった方法を紹介致します。





■駐車場のリニューアル



・駐車場の1台あたりの幅を広くする。



・店から一番近い場所を前進で駐車出来て出るときも前進で出れる駐車場にして女性及び高齢者専用にする。



※過去に予算がないホールでスタッフがペンキで駐車場のライン引きをしたケースがあります。そのホールのスタッフ達は出来ないではなくどうやったら出来るかを考えて行動し、半年で稼働を15000から30000に倍増しました。





■トイレのリニューアル



トイレを快適で衛生的なものに変えたことをアピールしたチラシで新規の女性客を取り込んだこともあります。





■地域のパチンコ店MAPチラシ



立地の悪いお店で、立地が悪いことをアピールするチラシをうちました。内容は他のホールからの行き方がわかるよう周辺ホールからの行き方の地図がメインです。



地域の店が入れ替えで一番多く休む日に打ったので初めて来店されるお客様が多く来られました。



いずれにしても1回来店された時、お店のイメージをどう思われるかで自店のお客様になっていただけるかどうかが決まるので、新規の集客をする前に自店と他店を比較しあまりにも劣っている部分は、改善すべきと思います。



また、劣っている内容も人から指摘されると改善されにくく自分達で気付いて改善しようとなるようにすべきです。



それをコーチングするのが上司やコンサルタントだと思います



コンサルと言う名前で、評論家、実働部隊(店長派遣)、情報提供、教育やコーチングいろいろな方がいらっしゃいます。



日報ではコンサル批判多いですが、現場の意見が経営者に通らないものが、コンサルタントを通してだと通ったりいろいろなメリットがあると思います。



部長や店長の代わり、結果に対して後から理由を付けて語る評論家なら不要と思いますが。





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企業責任が問われるセクハラ

先日、派遣会社の部長職の人物から自社では登録している派遣スタッフには定期的に「ハラスメント研修」を実施しているという話を伺った。



派遣会社と派遣スタッフ、また派遣元と派遣先、相互間の信頼を保つ為にも問題が大きくならないうちに自社の担当者が事の真相を究明し対処することも心がけているそうだ。



先般、その部長のもとに、あるホールに派遣している女性スタッフから『相談書』が届いた。



概ね、内容はこうだ。



派遣先として今のホールに勤務して4ヶ月。同僚のスタッフさんとも仲良くなり、業務にも慣れ作業スピードも随分上がったと思っています。



接客サービス業は好きな業種なので、最初からお客さまとの会話も苦になりませんでしたし、自分から積極的にお客さまに話しかけるように心がけていました。



店長さんもそんな私を評価して頂き、「頑張ってるな、契約継続だなっ!」とよく声を掛けて下さいます。そんな私の唯一の悩みは、グループの他店から異動して来られた副店長さんの存在です。



副店長さんが私の派遣先のお店への異動が内定した2ヶ月前、店舗のカウンタースタッフの女子社員を中心にこんなことが囁かれました。



「あのバツイチ副店長、例の思い込み癖がエスカレートしてるって噂だよ」



「以前、本部に呼び出されて部長にお叱りを受けたらしいけどねぇ・・・」



「うちの派遣の子、危ないんじゃないの」



その頃、女子社員の中でも最古参の先輩社員さんから呼ばれてこんなことを言われました。



「新しい副店長から食事とか誘われても、絶対に一緒に行っちゃダメ」



「業務中の会話も定型の連絡くらいで・・、それと、愛想よく笑顔で話すのもやめなさい」



そして、副店長さんが赴任されて1ヶ月が過ぎた頃。業務中に接客指導といっては私によく話かけて来られました。時には、映画や食事に誘われたこともありました。



私は先輩社員さんのアドバイスもあってプライベートのお誘いはさり気なくお断りしていました。



でも、派遣とはいえ店舗のルールで緊急連絡先として店長と副店長には私のケータイの番号とメルアドをお知らせしてあります。



そしてこの1ヶ月、緊急でもないのに副店長さんから夜間にケータイにメールが届くようになりました。食事のお誘いだけではなく、仕事に関することも書かれているので無視するわけにもいかず、失礼にならないように返信を送っていました。



しかし先日、私の返信メールを副店長さんへの好意の証だと思い込んでいる節があるようだ、という周囲の声を聞いた時には驚きました。



そして最近では、「いつだったらOKなの?」「休日なのにそんなに忙しいの?」と、食事に誘われる回数も増え、断ることを咎めるような態度も見受けられます。



数日前、店舗の食事会の時はお酌をさせられ、酔っぱらってさり気なく身体に触り、最後はタクシーで送ってやるとしつこく言われてお断りするのが大変でした。



以前、社内のハラスメント研修会で、男女雇用機会均等法では「派遣元と派遣先の両方の会社にセクハラ防止の措置義務がある」と定めていると習いました。



派遣社員がセクハラを受けた場合には、派遣先、派遣元、両方の会社に責任があるということだと思いますが、派遣先に相談する前に自社に『相談書』を提出させて戴きます。



【完】



そして、メールは消さずに証拠として残してあるということだった。内容からすれば、ことさらパチンコ業界に限ったものではない。



ある一連の出来事、感情や思い入れが違えば受け止め方や捉え方は随分違ってくる。当事者である副店長からすればセクハラのつもりは無いというのかも知れない。



しかし、「セクハラは、基本的に被害者が“性的な不快を感じたかどうか”が判断基準になります」と言い切られてしまう。



セクハラの場合、従業員が公的機関に相談に行って、企業側が呼び出しを受けることも珍しくない。裁判になるケースも年々増えているという。



今やセクハラ問題は、企業責任が問われる問題。何か起きてからの対応では遅く、最低限のことはすぐに実行しておく必要があるようだ。



企業人であれば、セクハラ、パワハラ、モラハラくらいは具体的にしっかりと学んでおく必要がある。今の時代、「見解の相違」では済まされないことは皆さん重々承知しているはず。



加えて、それを未然に防ぐ社内のシステムも整備しておくにこしたことはない。決して、対岸の火事ではない。







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マイナスイメージを払しょくできないパチンコ業界

パチンコ業界は、ほとほとイメージ戦略が下手だと思う。イメージ戦略が下手というよりも一切やってこなかった、といっても過言ではない。そのツケがノンユーザーアンケートに現れている。



過日、大遊協青年部がパチンコ・スロットをやったことのないノンユーザー2310人を対象に、パチンコのイメージに関するアンケートを取った。



興味深いのはパチンコのマイナスイメージに対する設問だった。パチンコをやらない人のパチンコに対するイメージが浮き彫りになってくる。



マイナスと感じるものには、いくつでもチェックを入れることができるのだが、断トツだったのが「依存症の問題があるから良くない」で1310人、56.7%が依存症を挙げていることだった。



次に多かったのが「暴力団が絡んでそうだから良くない」(1065人、46.1%)で、以下、「客層が良くない」(791人、34.2%)、「パチンコはギャンブルだから良くない」(678人、29.4%)、「外国籍経営者が多いから良くない」(672人、29.1%)、「パチンコ店の脱税が多いから良くない」(566人、24.5%)と続いた。



パチンコ業界の実態とイメージとが、かけ離れていることに業界関係者は驚かされる。



パチンコをやったことのない人からすると、未だに暴力団が絡んでいる、と思い込まれていることは、業界としても心外だろう。むしろ、脱税業種の常連という汚名があるので、そちらのイメージが強いかと思ったら、それが一番低いのは意外な結果でもある。



本題はここからだ。



パチンコの悪いイメージでは依存症の問題をトップに挙げている。では、「身近にパチンコに嵌って困っている人がいますか?」という設問では、「いる」が393人、17%に対して、「いない・分からない」は1917人、83%。



周りに依存症の人がいないにも関わらず、依存症をマイナスイメージに挙げるのは、大いに矛盾している。



まさに、イメージだ。ノンユーザーはパチンコをやったことがないわけだから、店内に足を踏み入れたこともない。メディアで伝えられるパチンコ関連のニュースといえば、大抵がネガティブなものばかりだ。そういう情報から受けるイメージが、依存症へと結びついていくものと考えられる。



パチンコ人口を増やすには、まず、ノンユーザーが抱いているパチンコのマイナスイメージを払拭することから始めなければいけない。



依存症=おカネがかかる=自己破産=一家離散=自殺とネガティブな連想しか沸かない。



同時に1000円で1時間遊べるぐらいの環境を整えることも求められる。そのぐらいの大改革を行わない限り、業界の未来はない。遊びやすい環境を整えて、初めて遊技人口も増えるというもの。



遊技人口が増えれば、薄利多売で経営も行える、というものだ。





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1台50万は目と鼻の​先

7月7日にデビュー予定の山佐のパチスロ鉄拳3rdの価格には驚かされました。販売価格が458,000円、早期契約値引の10,000円を差し引いて消費税8%込みの価格が483,840円になります。蒼天の拳2の価格も高いと思いましたが、評価としては蒼天の拳2よりも低い鉄拳3rdはそれ以上になります。



もう1つ驚かされたのは台数値引きの大きさです。



4台~7台だと20,000円の台数値引き、8台~15台だと60,000円値引き、16台以上だと100,000円の台数値引きになります。



サミーがパチスロ化物語で最大台数値引きを10万円にしましたが、遂に山佐までもが台数値引きを10万円に設け、しかも3台以下だと納期が1週遅れにもなります。



蒼天の拳2が店舗の5%前後が導入適正台数だと思っているのに対して、鉄拳3rdは店舗の3%前後の導入が適正台数だと思っているので、100台以下の店舗だと1週遅れに10万円の価格差になってしまい、価格も消費税込みで1台あたり50万円近くになります。



台数により価格差が20%以上あると、中小店舗は新台入れ替えをするのは、圧倒的に不利になります。

話題機の新台を1台ずつ導入するバラエティー戦略を取っていましたが、この価格差をみると、もう一度考え直さなければなりません。



鉄拳3rdはバラエティーに1台の入れ替えだと、48万円になり、ホール負担の機械の運送費、入れ替えのための書類作成費、書類提出のための印紙代、新台入れ替えの広告物の作成などで、鉄拳3rd1台の入れ替えで60万円前後かかることを考えると、簡単には新台入れ替えを行うことができません。



鉄拳3rdは1台欲しいのですが、この条件だと見送らざるを得ません。



逆に、大型店はこの10万円の台数値引きをフル活用して、大量導入して集客して、適正台数を残し、残りを売却することもできます。



大型店は新台購入がよりしやすくなりますが、中小店舗が新台入れ替えをすることは難しくなっています。中小店舗は新台入れ替えによる営業スタイルを捨て、ジャグラーや低貸しなどの固定のお客様の営業スタイルにしなければならないと思います。



それにしても、メーカーは中小ホールのことをどう思っているのでしょうか?



中小ホールが淘汰され、店舗数が減ってしまったら、ホール間同士が競わなくて済むようになります。競争原理が少なくなれば、大型店も新台入れ替えの必要性が減ります。



今後、中小ホールが少なくなればなるほど新台が売れなくなりますし、メーカーよりも大手チェーンが主導権を握るようになり、メーカーは厳しくなっていくと思います。







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もう少しだけ、メーカーは中小ホールのことを考えた機械の販売方法にしてほしいと思っています。