14万台が売れ秘宝伝がハズレることなど、業界内では疑う余地はなかった。結果は皆さんもご存知のように、今では秘宝伝ショックと呼ばれるようになっている。
その後、エウレカセブン2でも同じようなことが起きた。
エウレカセブン2の機歴のために化物語を購入したのに、エウレカセブン2が大コケして、化物語がヒットすることは誰も予想できなかった。
最近の機械はどれがヒットするか、さっぱり分からなくなっています。
特にユニバーサル系はさっぱり分かりません。まどかマギカがヒットして、バジリスク絆もヒット、そしてアナザーゴッドハーデスもヒットして、緑ドンVIVA2もある程度ヒットするかと思ったら、ご覧の通りの結果になりました。
まどかマギカ、バジリスク絆、アナザーゴッドハーデスは導入当初、全国平均でも赤字になるほど甘く動いたのですが、緑ドンVIVA2だけが甘く動きませんでした。
こうした動きはホール側は全く予想できません。試打会ではノーマル基盤を打たせてもらえず、当たりやすい強制基盤しか打てません。
強制基盤ならほとんどの熱い演出は当たるのですが、実際にホールに設置されてみると、熱い演出でも平気でハズレてしまう場合があり、この期待の裏返しが失望感に変わってしまいます。
これからリリースされる話題機の蒼天の拳2もどうなるか、全く予想つきません。
蒼天の拳2がどういう出玉推移をするのか、当たりの振り分けがどうなっているのか、演出の期待度など、解析が出てこないことには、さっぱり分かりません。無論、間もなくリリースが噂されている番長3もあのビッグコンテンツである吉宗が大コケしたので、どうなるかは分かりません。おそらく、メーカーもどの機械がヒットするのか現状では分からないはずです。
ユーザーに選択してもらうという案もありますが、吉宗は打ちたい機械のアンケートで番長と同率で1位だったことを考えれば、ユーザー意見を取り入れても、ヒット機種を当てるのは難しい。
何がヒットするのか分からない現状だと、吉宗を10台導入して、アナザーゴッドハーデスを1台しか導入しないようなギャンブルを打たずに、吉宗5台、アナザーゴッドハーデス5台、モンスターハンター5台、蒼天の拳2を5台、番長3を5台といったようにバランスの良い購入の仕方がリスクが一番少ないのではないかと思っています。
中小店舗ではヒット機種だけを選んで導入することは難しいので、バラエティーに1台ずつ導入するバラエティー戦略が良いと思います。
お店の規模や戦略によって台数は異なりますが、1台なら1台、5台なら5台、10台なら10台といったように購入台数を均等にして、結果の出た機械を増台して、結果の出なかった機械は早めに売却をかけるなどのリスクヘッジをするべきではないかと思っています。

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