パチンコ日報

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ホールの休憩所の変な使われ方に要注意

ホールには至る所に監視カメラが設置されている。そのため、近隣で事件があるとホールには捜査協力依頼が来る。それを裏付けるようにホール関係者はこう話す。



「最近、警察に防犯カメラの情報提供を求められることが多いです。近辺の強盗事件(未遂も入れて)で今年に入って3件目の捜査です。きょうも日付が変わったころにました。こちらは早く終礼を終えて帰りたいのに。警察の制服を見るのが嫌になります」



このケースでは事件が起こってその犯人の足取りを捜査しているのが分かるが、別のホール関係者の場合は、事情がちょっと違う。



「いつもの所轄の生安の担当者ではなく、違う部署の刑事が来て、監視カメラの映像はどれぐらい残しているかと聞かれました。昔はビデオテープに残していましたが、今はハードディスクなので1週間から10日分までは残していますが、思わず、どうしてですか?と聞き返したぐらいです」



刑事は捜査の理由を明かすことはなかったが、後日、顔見知りの生安の担当官にことの次第を話した。すると、意外なことが明らかになってきた。



それは覚せい剤の売買がホールで行われている、という驚愕の事実だった。



都内では覚せい剤の売買が見つからないようにコインロッカーを使うケースがあった。コインロッカーに大麻や覚せい剤を入れて、現金と引き換えにカギを渡す、という手法だった。



その方法は警察犬を摘発に使うことで、使えなくなっている、という。それで新たな受け渡し場所として使われているのが、ホールの休憩室だという。



パチンコ業界でもホール企業の社長が覚せい剤で逮捕されたことは、記憶に新しいが、さらにショッキングな事件が、先般起こった。あろうことか、福岡県春日市の小学校の現役校長が覚せい剤で逮捕された。子供の手本にならなければならない教職者のトップである校長にまで覚せい剤が忍び寄っていることに、蔓延ぶりが想像できる。



話を戻すと、コインロッカーは警察犬が摘発するので、使えなくなり、新たな取引場所として売人が目を付けたのが、不特定多数が行き来するホールの休憩室だった。



最近のホールは漫画や雑誌が多数用意され、休憩室も独立した形で設けられている。警察犬の捜査も及ばないので、格好の場所になっている可能性がある。



売人も休憩室にカメラが取り付けられているかどうかの事前調査は行っていると思われるが、カメラのない独立した休憩所は要注意、ということになる。



パチンコもしないで休憩室ばかりに出入りする客にも気を配らなければならない。





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