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パチンコ復活の鍵は「1パチ専用機」と「箱積み」にあり?

令和7年7月7日──この日は、パチンコ業界にとって歴史的な意味を持つ日になるかも知れない。「7」が3つ並ぶ縁起の良い日に登場するのが、新基準の「ラッキートリガー3.0プラス」だ。

スロット市場は好調を維持しているが、パチンコは低調気味で日工組は、この新たなラッキートリガーの導入をきっかけに、パチンコの復活を考えている。

このことからも分かるように、パチンコ業界では「射幸性こそが正義」という考えが根強い。射幸性を上げて一攫千金を狙うことができる反面、投資額も多くなる。おカネがつづかなくなってパチンコから足を洗う。実際、遊技人口は減り続けており、最盛期には3000万人いたファンが、今は660万人(2024年度レジャー白書)まで減少している。しかも1年間で110万人が業界から去っている。

あるシンクタンクの関係者はこんな持論を展開する。

「低貸しが始まって20年以上になる。客のパチンコ離れに歯止めを掛けたのは1パチの功績だ。これがなければ、業界はとっくに潰れていた。1パチを考えた人は素晴らしかったが、そこには1パチで売り上げを上げるビジョンがなかったことが悔やまれる。1パチは4円に比べて売り上げが4分の1に減るのだから、1パチは4倍射幸性を上げるべきだった」

1パチの最大の問題は「収益性の低さ」だ。それがボディーブローのようにじわじわとホールの体力を奪っている。閉店に追い込まれるのは低貸し専門店が多いことにも表れている。

「4パチの中古機をそのまま1パチに使ったから失敗した。1パチ専用に設計された高射幸性の機種を認めてもらっていれば、1パチ市場はもっと活性化していた。低貸しでも十分に経営できる環境が作られたはずだ」

イメージとしては4円パチンコで1回の大当たりが1000発なら、1パチでは4000発出る。

1パチでも結論は射幸性だった。

1パチ専用機による射幸性強化とは別に、業界を盛り上げるもう一つの手段として、シンクタンクの関係者が提案するのが「箱積みの復活」だ。

「今のホールは、スマートになりすぎてしまった。メダルレスのスロット、カードで管理パチンコする。確かに便利かもしれないが、これではパチンコの魅力が半減してしまう。今こそ箱積みを復活すべき。箱積みこそが世界中にパチンコをPRできる。昔のような玉積みはまさにSNS映えする。それは海外にはない風景で、日本独自の文化でもある。なぜなら、海外ではそんなことをやればすぐに盗まれるが、日本は安全であることもアピールできる。1パチ専用機で玉をジャンジャン出して、圧巻の箱積みでアピールすれば、業界は復活するかも知れない」

つまり、ただ射幸性を上げるのではなく、視覚的な効果を利用して「パチンコをやりたくなる環境を作る」ことが重要ということだ。

業界は従業員を大幅に削減できる各台計数機~さらに進化したスマート遊技に舵を切ってしまった。今にして思えばこの判断は正しかったのかと思ってしまう。



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