最近の遊技業界は、遊技人口、ホール軒数の減少に伴い、新台の販売台数も年々右肩下を続けている。10万台、20万台と売れていた時代は過ぎ去り、今では3万台でも売れれば上出来という状況だ。このような状況で、「ヒットすれば一攫千金」という夢は、もはや過去の物語となってしまった。
しかし、そんな中でも「再び夢を追いかけたい」と模索を続ける遊技機メーカーがある、という情報が入った。しかし、そのビジネスは従来の延長線上にはなく、われわれ凡人の発想の及ばない、まったく新しい分野に踏み出そうとしている。
そのビジネスとは、なんと「人工授精ビジネス」だ。遊技機メーカーが精子ビジネスに乗り出すという話を聞けば、冗談かフェイクニュースかと疑いたくなるが、確かな情報筋からの話だ。
しかもそのターゲットは日本の一般消費者ではなく、世界中のセレブ層である。
人工授精ビジネスは、すでにアメリカなどでは一定の市場を形成しており、特に「結婚は望まないが、自分の子どもは欲しい」という独身女性の間で需要があるという。
顧客は、提供される精子の提供者をIQ、学歴、容姿、身長、人種、遺伝病の有無など、さまざまな項目から選ぶことができる。
中でも、特に優秀な精子は700点満点中650点以上という基準をクリアしたものだ。世界市場では3300万円という驚くべき価格で取引されているという。さらに、自分の卵子と組み合わせ、第三者による代理出産を依頼する場合には、その費用は6000万円を超えることもある。
仮に、その精子が世界的な映画スターや著名なアスリートのものであるならば、その価格は天井知らずとなる。でも、おカネに糸目をつけない世界のセレブにとっては「唯一無二の贅沢」として成立するのだろう。
自らの理想とする遺伝子を選び、次世代へと受け継がせる――そんな“生命のブランディング”ともいえる発想は、かつての「出玉で夢を買う」世界とは違うが、確かに夢のあるビジネスではある。
もちろん、この分野には倫理的・法的な課題も山積している。たとえば、出生した子どもに何らかの健康的な問題があった場合の責任の所在は明確でない。商取引としての整備も国によってまちまちで、日本ではまだ法制度が追いついていないのが現状だ。
しかし、それでもなお、夢を追う気概を失っていないという点で、遊技機メーカーの新たな挑戦は注目したい。かつてのように「巨大な果実」を再び手にするためには、遊技機という枠を超えた発想が必要なのだろう。

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パチンコ店:客数減少→客単価を上げて売上確保→客数減少・・・
これでは今後も右肩下がりと思うが、まあ頑張ってねw
牛丼の店の様な中小糞ボッタクリ店は無くなるかも?
ピンバック: トクメイ
単に本業の業績が自業自得でうまくいかなくなった方達が、卑しくカネの匂いを嗅ぎつけイリーガルな業界へ無謀なチャレンジをするだけではないですか?
それを物凄く美化している印象を受けますね。
>再び夢を追いかけたい
再びも何も一度も追いかけてないと思いますけど。何を言ってるんでしょうねこの記事は。
>夢を追う気概を失っていない
ならば本業を諦めずに頑張っていただきたいものです。
>凡人の発想の及ばない
落ちぶれてしまった業界にいまだ取り残されてしまっている方達が非凡ということでしょうか?
御冗談を笑
非凡というのは見極め、決断が早くすでにこの業界から離れ、他業界で活躍してる方々にこそ相応しいと思います。
冗談もここまでくると流石に…って感じです。
ツッコミどころが満載の記事ですね。
しかし、いち業界サイトとはいえ影響力が高い日報が、ここまで極端に遊技機メーカー関連をよいしょするとなると、…何かを勘繰ってしまいますね。
あからさまな持ち上げ方に感じますし。
豚もおだてりゃ木に登るという諺はありますが…。
メーカーが落ちぶれてしまったのは主に自業自得ですね。
機械代値上げもそうですがそれ以上に今までの機械たちの内容も大きいと考えます。
10年前くらいの遊技機たちのあの遊技者を馬鹿にしたふざけた演出内容が今になって襲い掛かってきてるのではないでしょうか。
あのふざけた機械たちを遊技し幻滅した遊技者が徐々にやめていき、それがボディーブローのように効いてきているのでしょう。
あのセンスの無い、適当に作った機械たちのツケ、そう考えると十二分に納得できます。
最後に。
この方達は決して「夢を追う」みたいな素晴らしい気概ではなく、楽してカネ儲けできる方法が知りたいだけだと感じます。
内容がイリーガルな方法なのがその証拠だと思います。
ピンバック: ふひひえ
ピンバック: 猫オヤジ
ヒットとかいいから客目線のストレスが少ない台頼みますわ。
百歩譲って再び夢を追いかけるならその前に最低限することあるでしょ。
自分が散らかしたおもちゃ、片付けるでしょ普通なら。
子供でも教えられるから知ってるよ。
まずはそこから始めてください。
ピンバック: 通りすがり
その新規事業とは、富裕層向けの人工授精・精子提供サービス。一見すると、パチンコとはまるで無縁の世界に思える。だが、その本質には驚くほどの共通点がある。人工授精の成功には、タイミングや体質、遺伝情報など、多くの「偶然」が関わる。そしてそこにあるのは、希望と不安、期待と失望、つまり“人間の感情”だ。この領域において、パチンコで鍛え上げた「確率設計」や「心理的演出技術」が活きてくる。
この新規事業の背景には、現代社会が抱える深刻な課題がある。日本では少子化が加速し、不妊治療の需要は年々増加。晩婚化やLGBTQ支援の観点からも、生殖医療の重要性は高まっている。加えて、富裕層の間では「選択的な子育て」や「遺伝子マッチング」への関心が静かに広がりつつある。こうした流れの中で、高度な制御技術と豊富な資本、そして“偶然を扱う感性”を持った企業こそが、新たな医療サービスの担い手となれる。だからこそ、このビジネスには大手遊技機メーカーしか参入できない。資金力、技術、人材——すべてを持つ彼らこそが、命の分野に挑戦するにふさわしい。この事業は単なる diversification(多角化)ではない。それは「人間の感情と偶然に寄り添い続けてきた企業が、“命の未来”を支える役割を担う」という進化の物語だ。パチンコで「当たり」の瞬間を演出してきた企業が、今度は命の始まりの設計者になろうとしている。「遊技機メーカー」という枠を超え、命をデザインする企業へ。その第一歩が、今、静かに踏み出されようとしている。
ピンバック: メイン基板
そんなに悔しかったんですか?
ピンバック: 通りすがり