パチンコ日報

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秋葉原に外国人専用のコスプレホールを

遊技機メーカーの下請けでソフト関係の仕事を請け負っているプログラマーは、業界の10年、20年後の行く末が気になって仕方がない。遊技機メーカーからの仕事そのものも減っているためだ。パチンコ業界関連の仕事がゼロになっても会社を継続させるために、異業種の仕事の割合を増やして行っているところだ。

プログラマーはどちらかというと第三者の立場でパチンコ業界を見ているので、問題点や改善点も分かっている。

「パチンコ業界にとって液晶を使うようになったのはイノベーションでしたが、その後は液晶サイズが大きくなっただけで30年以上全く進歩していない。革新的アイデアがないから筐体がでかくなっただけ。ハードルを低くして初心者でも打てるパチンコ台を出さなければいけなかったのが20年前。10年前が最後のリミットだった。にも拘わらず行動しなかった」と指摘する。

ここでいう、初心者が打てるパチンコ台とは、遊パチやちょいパチといった液晶セブン機のことではない。

初心者を外国人に置き換えれば分かりやすい。パチンコを見たことも触れたこともない外国人が、遊技方法をほとんど説明しなくても簡単にプレイできるようなパチンコ台だ。

パチンコ業界が初心者を増やす努力を怠ってきたツケが今の窮状を生んでいるわけだが、プログラマーには10年後の業界の姿が見える。日本の景気が回復することはなく、給料は上がっても物価もそれ以上に上がっている。そして、今以上にインバウンド頼りになっている日本の姿が見える。

「パチンコ業界の救世主は外国人だと思う。さきほども言ったように、外国人でも分かるパチンコ台が絶対に必要になる。それを前提に話を進めると、秋葉原に外国人専用のパチンコ店を作ること。スタッフは全員英語が話せて、メイド服姿などのコスプレで接客する。これをもう一カ所、大阪・ナンバに作れば、SNSで世界中に発信されバズることは間違いない」

説明書のいらない外国人用のパチンコ台となるとハードルが高いが、北電子のジャグラーのような、ペカれば分かる単純明快なスロットを揃えるのが手っ取り早い。ただ、それでは日本文化のパチンコではなくなる。

それはさておき、外国人用の単純明快なパチンコ台は、そのまま、日本人の新規客の集客につなげることもできる。パチンコ業界で一番足らない若い女性客の集客につながれば、業界の未来も明るいものになってくる。

「また、インバウンドの話か」と思っているようでは何の解決にもならない。


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