オフィスや高級ホテル、さまざまなショップおよびレストラン、美術館、レジデンス、医療機関、公園・緑地など、多様な施設から構成されている。施設の中核をなす超高層ビル「ミッドタウン・タワー」は、地下5階・地上54階・高さ248.1 mであり、それまでの東京都庁舎第一庁舎に代わり、東京都内で最高層のビルとなった。
三井不動産のホームページでは、ミッドタウンのコンセプトを次のように説明している。
「働くこと。住まうこと。遊ぶこと。憩うこと。東京ミッドタウンは、そのすべてが一体となった複合都市です。オフィス、住宅、ホテル、美術館といった施設は、それぞれが高い機能性を備えているのはもちろん、この多彩な機能の掛け算により、新しい価値を創造します」
六本木以降、2018年には「東京ミッドタウン日比谷」、2023年には「東京ミッドタウン八重洲」などを次々と開業している。
三井不動産が4番目のミッドタウンとして狙いを定めているのが築地市場の跡地だ。読売グループとタッグを組み、建て替え時期が迫っている東京ドームの移転先候補地として、東京ミッドタウン築地構想を描いている。
東京・水道橋で東京ドームが1988年に開業以来、巨人は35年にわたって本拠地球場としてきた。ところが、老朽化に加え、エアーで天井を支える方式は電気代もバカにならない。建て替え時期が迫る中、出てきたのが築地市場の跡地だった。
三井不動産と読売グループの思惑が合致し、新東京ドームとミッドタウンを複合した再開発計画が進んでいる。
ここまでは、パチンコ業界と何の関係があるのか、と思われるが、ミッドタウン築地にパチンコ店の出店を目論んでいるホール企業があるや、なしやという未確認情報が入った。
ミッドタウンのコンセプトの中には「遊ぶ」が含まれている様に、これまでのホールの概念を覆し、ミッドタウンにふさわしいパチンコ店を考えているようだ。そのためには、パチンコの名前も独自のネーミングに変更して「パチンコのイメージを築地から変える!」との意気込みもあるようだ。
これが実現することを祈るばかりだ。

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