それだけではなく、スマート機用ユニットがなければ買えないので、スマパチの中古機市場が生まれないのだが、一般家庭用に販売されている。ネット通販だけでなく、メルカリにも出品されている。玉が不要なのでそれはそれでいいのかも知れないが、中古機流通問題はどうなってんの?
では、今後、どうやってスマパチを普及させていくか? ネックになっているのがユニットへの投資であるのならば、その負担を軽減させれば、導入もしやすくなる、というものだ。
ユニットと島をセットにしてリースにすればいい、という考え方だ。
イメージとしてはカーリースだ。月額定額で新車を利用できる。頭金などの初期費用が0円で、車検代やメンテナンス料金も月額料金に含まれているメリットがある。リース期間を満了したら、クルマを買い取ることもできる。リース料は経費として計上できるのが大きい。
ユニットがリースで安く使えるようになり、契約期間を過ぎて、スマート遊技機でも行けると確信を持てたら、買い取る。リース期間はスマート遊技機のお試し期間のようなものでもある。
スマスロはコインを投入する手間がなくなっただけでも、ユーザー側にもメリットはあるが、スマパチがこれほどの結果になることは、日工組メーカーもある程度予想できていたものと思われる。それがリリース予定日を何度か延期していることにも表れている。未だにスマパチをリリースしない上位メーカーもある。このメーカーの動向を観察していたらスマパチの将来性も読めてくる。
スマパチが1パチコーナーへ移動させているホールもあるが、それでも客が付くことはない。特に高齢者は玉が出ないスマパチに不信感があることに加え、スタート回数がデジタルで分かるので釘調整が辛いと誰も打たない。
スマパチは、裏パックを全メーカー共通化を実施出来たらコストダウンが図れるはずだ。2割安くなる、という試算もあるようだ。メーカーの利益に直結するとなれば、やらない手はない。販売台数で利益を上げるのが難しいのなら、製造コストを下げることには消極的になる理由はないはずだ。

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