パチンコ日報

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異常がたくさんある業界はいずれ廃れる

エスキモーは、かつて客人に対して歓待する意味で自分の妻を差し出す習慣があった。提供された客人は、それが自分の好みであろうがあるまいが、ババアであろうが受け入れなければならなかった。性交を拒絶することは男性間の絶交を意味すると共に、女性への侮辱とみなされた。もてなしを受けた客人は、お返しとして自分の妻を差し出さなければいけない、という奇妙な風習だ。

エスキモーの間では当たり前のことだが、外国人からすれば奇異で異常な習慣に映った。キリスト教の布教でその習慣は今ではないが、極寒の陸の孤島で暮らすエスキモーは、外部との交わりも少なく、血縁関係がどうしても濃くなる。それを少しでも和らげるために外部の血を入れる目的もあったようだ。

なぜ、エスキモーの話をしたかというと、元ホール社員は自分が働いていたパチンコ業界がエスキモーの社会とオーバーラップするようになって、業界を去った。

エスキモーの客人に妻を提供する風習は、外部から見れば異常なのと同じでパチンコ業界人も中にいるとパチンコ客の異常さが分からなくなってしまう。

「ディズニーランドは1万円あれば1日楽しめます。ところがパチンコのお客さんはディズニーランドの何倍ものおカネを1日で使う。食費や衣服費も切り詰めてそれをパチンコ代に回す。お客さんの異常性に気づくと、おカネを使わせる接客が虚しくなってきました。エスキモーの異常な習慣は廃れたことで、エスキモーは生き残っていますが、パチンコ業界の異常性はお客さんだけでなく、たくさんあります。機械の機歴販売も然り。機械代が高い高いと文句を言いながらも買い続けることも異常です。異常性がたくさんある業界はいずれ廃れます。実際、私が勤務していたホールの社長は、『こんな業界はいずれ絶対ダメになる』と言っていたぐらいですから」

エスキモーの悪習とパチンコ客を同一視するのはちょっと言い過ぎだが、言わんとすることは分かる。エスキモーの悪習と同じなのはもう一つ、自民党だと指摘する。

「統一教会とのつながりは安倍さんのお祖父さんである岸信介の時代から始まっている。その異常な関係性に安倍さんの狙撃事件まで気づかなかった。それは自民党は、世襲議員が多いからです」

パチンコ業界は消費税が15%に引き上げられた時、崩壊のトリガーが引かれることになる、と読む。



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