パチンコ日報

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たかが賄い、されど賄い


求人情報誌がアルバイトスタッフに対して賄いに関するアンケートを実施した。賄いの何が知りたいか、という設問では「料金」に関心がある人が65%となり、他の項目を引き離し圧倒的1位となった。



回答者のコメントを見ると、「無料でなければ意味がない」といった声や、「自分で用意した方が安くなるのであれば賄いは必要ない」といった声が目立った。それでは、アルバイトスタッフは、一食分の賄いに対して払えると考える金額は次のグラフとなる。



最も多いゾーンは「0円(無料)」で31%。属性別にみると、一人暮らしのフリーターで「0円(無料)」を選んだ人の割合がやや高め(40%)となったが、生活のために少しでも節約したいためだと考えられる。

0円を含め、300円までのゾーンで85%と大部分を占めており、400円以上の賄いにはあまりニーズがないと言える。無料の賄いであればアピールポイントになるが、例えば200円の賄いでも過半数の人のニーズをカバーできる料金となるので、求人原稿にも記載しておく価値はあると考えられる。

知りたいことの2位にランクインした、賄いの「メニュー」について回答者のコメントを見ると、「食べたいものがあるか」や「嫌いなものがないか」という声が多く見られた。この他、「オリジナルメニューなのか、毎回違うメニューを楽しめるのかなど、飽きない工夫がされているか気になる」という声や、「脂っこいものでないかや、栄養バランスがとれているかが気になる」といった声が挙がった。

5位にランクインした「自分の希望が言えるのか」では、好き嫌いにあったものが「選べるか」どうかや、自分に合った「量」にできるかどうか、「食物アレルギー」に配慮してもらえるのかどうかが関心事であることが分かる。総じて、個人個人のニーズに対応した賄いが求められていると言える。

3位の「断ることはできるのか」については、「一切賄いが要らない」という訳ではなく、ケースバイケースで断れるかが気になるという意味合だ。アンケート対象者の中で実際に賄いを食べたことのある人に聞くと、約半数が「賄いを断りたいと思ったことがある」と回答している。具体的なシーンとして、アルバイトが終わったら早く帰りたい時や、おなかが減っていない時、体調が悪い時などが挙げられる。「食べたい時に申し出られるようなものが良い」という声もあった。

4位の「毎回のシフトで食べられるのか」と7位の「何時に賄いが食べられるのか」については、賄いを食べられる「シフト」や「条件」に対する疑問だ。回答者のコメントを見ると、「何時間以上のシフトじゃないとダメとか決まっているところがあるから」「シフトで食べられない時間があるのは嫌だ」といった声が見られた。

できれば、入社前にこのようなルールについてはすり合わせておきたいが、こういった点は求職者側から聞きにくいもの。面接の際に採用側から細かなルールについて説明しておくことが重要。

以上のように、賄いに対して様々な疑問やニーズが見えた結果となった。これらの点を踏まえ、好きな賄いを選べたり、量を調整できたり、断りたい時に気軽に申告できたりといったように、ニーズに応じて柔軟に賄いを提供できれば、ワンランク上の賄いとして採用の大きなアピールポイントになると言える。是非、自店で提供している賄いを振り返り、求職者のこれらのニーズを取り入れることができないか、検討すること採用のポイントとなる。

このアンケートを踏まえてパチンコ業界の採用支援のアベブは次のように分析する。

「賄い」の金額について

金額の大小問わず、有料の場合は、求職者目線で魅力は薄いです。 飲食店の多くは、無料提供しており、求職者は無料が当たり前だと認識している傾向が強いです。導入ホール様の実態として、1食150円~500円が主流となっております。(中央値280円)。まかない無料で募集しているホール様は、1%未満となります。(求人募集内容から)

パチンコ業界の「賄い」の実態

正確な数値を調査した訳ではございませんが、現在募集が出ているパチンコ店から、まかないがある店舗を探した結果、まかないありの確率が、約20%前後となっており、5件に1件程度の割合で、まかないがあるパチンコ店の募集が出ております。年々まかないが減ってきていることは確実で、食堂の調理スタッフの採用ができずに廃止になるケースも少なくありません。

「賄い」に力を入れているパチンコ店様の事例

1食200円の有料となりますが、全店舗に食堂を設置して、毎月の会議で、各店で人気のあるレシピをシェアし、人気の高いレシピを各店が持ち帰り、自店のメニューに取り入れるホール様もございます。従業員目線でも好評で、多くの従業員が重宝しているようです。私も一度ご馳走になりましたが、外食しているような感覚を受け、有料ではありながらも、味も量も抜群に良かったです。また、メイン料理と別に、小鉢などは基本的に食べ放題の仕組みになっていたことも、非常に良かったです。

その他の「賄い」導入事例

希望者のみ、有料でほか弁を発注されるホール様があります。カップ麺を無料提供されているホール様があります。1食300円で、ご飯の食べ放題を実施しているホール様があります。レアなケースでは、朝食にカレーを提供するホール様があります。まかないではありませんが、フリードリンクは流行してきております。(ホール様以外の飲食店など含む)



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