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手打ち式第二弾はクルーンを搭載した技術介入機

手打ち式パチンコ機メーカーのA-gonから第二弾となる普通機「天空の王求物語」(5&7&15)と「ハッピークルーン物語」」(8&11)の2機種がリリースされた。

天空の王求物語

天空の王求物語


ハッピークルーン物語

ハッピークルーン物語


盤面構成は前作の「昭和物語」の3段2回開きチューリップを踏襲しているが、一番の違いは2機種とも役物がクルーンになったこと。クルーンのサイズは業界最大の10センチを採用。3つある穴の内、一番奥のV穴に入ると、3連チューリップの一番上だけが開く。

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クルーンの中を4~5回ほど玉が回ったのちにどれかの穴に落ちる。当たりとなるV穴に入る確率は約1/5。

開いたチューリップに玉が入ると、下2段のチューリップが一斉に開く。3連チューリップが全部開いた時に、一番下のチューリップから玉を入れ、2回開きのチューリップが閉じても、上のチューリップから玉を入れると下のチューリップが再び開く。オールドファンには懐かしい構造。

常に下から閉じさせることに成功すると最大18連動が可能。285個の出玉を獲得することができる。前作の昭和物語が最大14連動だったことを考えてもパワーアップしている。

この下のチューリップから先に入れることこそが3段チューリップの攻略方法であり、技術介入による本来のパチンコのおもしろさを味わうことができる。

3段チューリップ攻略の技術介入を求めるユーザーには「天空——」。技術介入はあまり必要とせず、天空よりもクルーンに入りやすいが、出玉は天空よりも若干少ない「ハッピー——」は、ゆっくりパチンコを楽しみたい客層向け、と使い分けることができる。

昭和物語のハンドルは1分間に100発の打ち出しを守るように0.6秒で玉送りをしていた。ところが、打ち方が早い人では玉出しが追い付かず、玉詰まりが起きる原因にもなっていた。これを解消するために玉送りのスピードを若干速くして、早打ちの人でも玉詰まりが起こらないようにした。早打ちの人が100発を超えるスピードで打ち、100発を超えそうになると、ウエイトがかかり、玉送りがストップする仕組みで100発以内の打ち出しをセーブしている。

また発射音は2種類の中から選べるだけでなく、ホールからの要望で無音にも対応している。

クルーンは玉の動きを楽しむには最高の役物ともいえる。



脳科学の第一人者である諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授が、気持ちが丸見えになるツール「感性アナライザ」をユーザーに着けて実験したところ、30~50代の男女ともに、ストレス(ハラハラドキドキ感)が高まることが実証された。

手打ちは疲れるという声もあるが、500mlのペットボトルに水を入れて運動する時の筋トレ効果と同等の筋活動もみられたことから、体力が落ちるお年寄りの支援にもつながることが併せて実証された。

前作の昭和物語を導入したホールの中には、4円コーナーに入れて、手打ち機をじっくり育成した。常に手打ち機にお客さんが座って玉を出していることを演出することで、4円コーナー全体の稼働を上げることに成功した事例もある。

受注生産方式で9月7日が申し込み締め切り。納品は10月23日からを予定している。


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