この法令に則って、文面を読み取って、読み取って遊技機を開発して行く。

JPSが約6万台を販売して、過去最高のヒット作となった「2027」は、ボーナスフラグ成立後に突入するARTにより実質的な出玉増を実現させた。
「4号機の規制でAT,ARTは諦めていたが、2027のやり方でできるんだ、と他メーカーも追従した」(スロット開発担当者)


難解な法律用語を読み解いていくうちに、リプレイタイム中に玉が減らない=永遠に玉が増えるヒントがここにあった。
次に掲げる時を除き、変動するものでないこと。と続き、a,b,c,dを挙げている。
これを分かりやすい言葉に置き換えるとこうなる。
a ビッグまたはバーの信号が立った時
b ビッグまたはバーの図柄が揃った時
c ビッグまたはバーの作動が終了した時
d 一般ゲーム中に特定の図柄が揃った時
c,dでは特定図柄で入った時はあらかじめゲーム回数を決めておかなければならない。ところが、a,bは変動しても回数を定められていなかった。
回数が定められていないということは永遠にやっても法令違反ではない。
「aの内部信号が立った時に、ビッグ、バーを揃えなければ、永遠に増えて行く、ということです。ボーナスを揃えないゲーム構成でリプレイタイムで1ゲームで2枚ぐらい増やしていく。ボーナスを揃えなければ、リプレイタイムが永遠に続く。1000ゲームなら2000枚になる。アシストで永遠に増えるやり方が2027だった。一番最初なので保通協も気づかなかった」(同)と述懐する。
スロットの出玉性能は400ゲームで300%(3600枚)を超えないものとなっている。
400ゲーム×3枚=1200枚が投入できる。
3600枚-1200枚=2400枚は出せる。
ボーナスを揃えるといっぺんに上がるが、内部信号ではまだ当たっていません…多くは語るまい。
と、いうことのようだ。
法律の裏をかくとも受け止められそうだが、法律違反ではない。それによって新たな規制が生まれる。その繰り返しだが、メーカーも面白い機械を出すのに必死である。

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