パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

AT規制強化の前にすでにユーザーは疲弊 

パチンコ・スロットの総合情報サイトのK-Naviは、AT,ART規制強化に伴う緊急ファンアンケートを9月5日からネット上で実施している。



開始した金曜日は規制を歓迎する意見が多かったが、土日でヘビーユーザーの意見が増えて逆転してきた。アンケート結果は以下の通り。







今回の緊急アンケートの結果を見ると、全体的に不満と期待が入り混じった回答が多いと感じられる。規制に対しては「賛成=約30%」「反対=約50%」「どちらもでない=約20%」という結果に。



反対意見は、やはり「一撃性の低下」「客離れ加速からのホール出玉率低下」を懸念する声が多かった。



賛成意見についても単純な賛成ではなく、ヘビーユーザーが多めの有料サイトいう特性上、「新たなゲーム性をメーカーが開発するはず」という期待を込めての規制賛成という声も多かった。



ユーザーも規制強化と新たなゲーム性の開発は“イタチごっこ”であることは理解しており、今回の規制後もその歴史は繰り返すだろう、と楽観的に見ているのかも知れない。



ただし、現状のAT機に関しては、「満足=約25%」「不満=約50%」という結果に。満足としているユーザーは、出玉性能、一撃性に惹かれている声が多く、不満としているユーザーは、逆に投資スピード、投資と出玉のバランス、事故待ちのゲーム性の3点を不満理由としている。



特に投資と出玉のバランスに関しては、何万も投資したあげく100枚で終わってしまう、という悲惨な状況に嫌気をさしており、現状のAT機については、ユーザーもかなり疲弊しているように感じている。





「現状のAT機には不満」だが「規制強化には反対」と、そんな状況でもパチスロを打ちたいという思いは強く、AT規制対応機ばかりになった時、パチスロを打たないかと問われると「打ち続ける」、または「状況を見て」という答えが82%以上と、圧倒的な投票数に。



基本的にはパチスロが大好きで打ちたいというユーザーが多く、短時間でも気軽に打ちたい、適度な射幸性を持ちつつ楽しみたい、大衆娯楽という遊びやすい機種の登場を待ち望んでいるようにも感じられる。





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正しい人の使い方

ハンドルネーム「打算ですが」さんのコメントを再びエントリーとさせていただいた。



以下本文







〉「みなさん、パチンコ業界のことしか知らないので、発想力がチープなんです。中途採用で業界外のことを経験している人の発想が必要になってきます



『ぱちんこ業界のことしか知らない人間は、発想が業界外を経験している人よりもチープである』、と言うロジックが挟まっています。



これを、その通りだと考える社長に、社員がついていくでしょうか。



今の問題は、過去の利益水準を今でも取りたいと言うトップの見解と、ユーザーのシビアな反応を目の当たりにしている現場との、見解の齟齬と思います。



例えばスロットで言えば、アウト5000 単価3.4円 利率20%のベタピン営業と、アウト10000 単価3.0円 利率11.5%の営業では、台粗利がほぼ同じです。



そのため、前者の数字が予想される稼働状況では、現場はユーザーのパイを上げるために後者の営業をやりたがります。



しかしそうすると、『なんでこんな甘い利率でやっているんだ』としかられます。この葛藤は、多くの店長が経験しているものと思います。



これでは、現場レベルで何の創意工夫も出来ません。現場に発想が無いのは、利益目標が高く、創意工夫できる幅が少ないためと思います。



また、業界外の発想自体、そのままでぱちんこ業界に応用できるわけではありません。



悪い例となると、現場を見下してあれこれ指示した挙句結果を出すこと無く、捨てゼリフを吐いてやめて行きます。実際、そういう人間を何人も見てきました。



先ず、現場が創意工夫したいと考えられるようにしなければ、何も変えられません。



松下幸之助の言葉の中に「社員稼業」と 「日に新た」があります。



「社員稼業」とは、自分の職務についてはいわば自分が社長であるとの自覚をもつならば、おのずと創意工夫も生まれ、上司や同僚、後輩など周囲の人々に対しても、すべてよきお得意さんと見なして意見を聞くことができ、自分なりに仕事を楽しみつつ、これを高めていくことができるという心構えです。



「日に新た」とは、過去の成功や因習にとらわれることなく、新しく開業するつもりで経営にあたることであり、単なる過去からの連続ではなく、すべての企業活動にわたり、新しいものをつかむ、新しいものを発見するという気持ちで、事業を革新していくことです。



こういう精神に則り社長が行動するだけで無く、こういう精神で働く社員を信頼して大事に扱うことが、将来へつながります。



好き嫌いでの人選では無く『精神を共有できる部下を育成する』と言う事です。



先ず、隗より始めよ、です。





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スロット規制の次はパチンコの確変規制か?

スロットのAT,ART規制の次に待っているのは、パチンコの確変の規制だ、という。



すでに1年ほど前からパチンコメーカーには、その情報はもたらされている。つまり、パチンコメーカーは心の準備はできている、ということでもある。



警察庁内には、反日運動が鳴りやまない韓国や拉致問題の北朝鮮に対して鬱積した思いもある。在日産業であるパチンコに圧力をかけてもいい、という空気があるとか、ないとか。



そもそもパチンコの確変は、著しい射幸性を取り締まらなければならない立場の警察庁が、CR機普及のために認めた「鬼っ子」だった。



プリペイドカードを普及させる過渡期には、現金機では射幸性を厳しく取り締まり、CR機は射幸性の高い確変を認める、というダブルスタンダードの時期があった。



元を辿れば確変は、プリペイドカード利権のために、警察庁が認めた負の財産でもあった。



スロット、パチンコの規制の背景には、カジノ問題がある。



風営法の枠の中でパチンコ・スロットを残そうと思えば、本来の遊技に引き戻さなければならない。そういう意味でも今迄が異常だった。4号機全盛期には、100万円も出るようなスロットが合法的に設置されていたのだから、裏モノも必要なかった。



「スロットの規制はホールにとっては打撃だが、これをきっかけにスロットの等価交換脱却のきっかけになることが期待できる。6枚、7枚交換で設定を入れる営業をすれば、お客さんも戻ってくる。今回の規制をマイナスと取るか、プラスと取るかでホールが生き残れるかどうかにかかっている。いずれにしても、スロ専は大変なことになる」(パチンコメーカー関係者)



釘を閉め、スロットも設定を入れないから客は飛ぶ。そんなことは分かりきっているのはホール現場だ。



機械の規制の後に待っているのが、いよいよ警察庁としても重い腰を上げなければならない3店方式の問題だ。



風営法改正議連と警察庁とのやり取りの中で、警察庁は「換金を存じ上げない」としたが、同じ特殊景品がお客とホールの間を行ったり来たりしていることは、換金がホールとは無関係である、というには説得力に欠ける。



カジノが解禁される前に、グレーゾーンを極めて白に近い形にしていかなければ、ならない。



今から30年以上前、フィーバーの登場で売り上げが一気に10倍になったが、数々の規制を受けたらフィーバー出現前の業界水準まで戻るかも知れないが、本来の遊技とはそういう姿だった。



何度もいっているが、本来の手軽な娯楽産業に戻れば、ファンのすそ野が広がる可能性もある。それを信じてやるしかない。





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弱小店舗で稼働を上げているところを探せ

4号機時代に業界に参入した経営者がいた。4号機の時流に乗り、あれよ、あれよという間に一等地にスロ専を出店。勢いを感じさせた。ところが5号機時代に移行し、稼働、売り上げ共に下がり、経営者のモチベーションも下がってきた。真の経営者としての実力を発揮するのは、5号機時代からなのだが、如何せんノウハウはなかった。この間、人材教育もしなかった。夢よ、もう一度とばかり、外部に運営を委託したが、結果的にはうまくいかなかった。



人材を育てなくても、4号機の時代は機械が勝手に稼いでくれた。そんなことを象徴するかのような出来事だが、これは4号機時代に業界参入したスロ専に限ったことではない。大手でも自信を失いかけているケースがある。



「社内にも稼働を上げるカリスマがいたんですが、その人の技がまったく通用しません。今でもそのカリスマの手法が通用したら、本当に『凄い』ということになるんですが、広告宣伝規制で、今は禁止されていることをジャンジャンやっていた、ということでした。今では社内でも『たまたま上がったんだろう』と評価が下がっています。最近は弱小店舗で稼働を上げているところを視察に行っています」(地方大手関係者)



このカリスマのケースは4号機時代に近いものを感じさせる。業界全体が業績を落としている時にこそ、業績を上げるのがカリスマであり、それが本物の営業ノウハウだろう。



トップは会社では一番孤独な役職ともいわれている。社員に対して弱みは見せられない。悩みがあっても、社内で相談する相手もいない。かといって同業他社に相談するなんてもってのほかだ。トップが自信を喪失して、迷走し始めると、それはやがては下へも伝播するだけでなく、取引先も敏感に感じる。



「失敗したらどうしよう、というのが見え隠れしています。決済スピードが落ちているところを見ると、かなり弱腰になっています。方向性が見えないんでしょうね」(取引先関係者)



パチンコ業界は大卒の新卒を採用しているが、ここにもある種の弊害が出ていることを指摘するのは銀行筋。



「みなさん、パチンコ業界のことしか知らないので、発想力がチープなんです。中途採用で業界外のことを経験している人の発想が必要になってきます」



大手ともなるとスペシャリストは業界外からヘッドハンティングしているはずなのだが、そのノウハウを新入社員に叩き込まなければならない、ということか。



大型の郊外店という出店戦略にも陰りが見えて来ている。以前も書いたが、パチンココーナーを支えるお年寄りの中で、車で来店していた人がどんどん少なくなってきている、という現実だ。改めて駅前立地の方が見直されてきている。





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パチスロ島の50センチは低い

パチスロ島の高さ、パチスロの台を置く面の高さは50センチが一般的です。



上下式の椅子のお店でパチスロを打つ時、リールの見易い高さに調節すると、椅子の高さが低く、足が台を置く面に当たってしまいます。パチンコ島は60センチあるので、足がすっぽりと台の下に収まり、違和感がありません。



ただ、パチンコ島に関しても60センチだと若干高く感じ、58センチくらいがちょうど良いのではないかと思っています。15年くらい前にパチスロ島が50センチになった経緯を施工業者の方に聞いてみたところ、パチンコ島が60センチなので、パチスロ島も区切りの良いところで50センチになったのではないかということでした。



パチスロの歴史はパチンコに比べると浅く、20年前はパチンコ店の片隅に一島くらいあるだけだったので、当時のパチスロ島はパチンコ島をそのまま使用していて、パチスロ島の高さなど気にもかけていなかったのだと思います。



この頃はパチスロ島の高さもいい加減でしたが、台間はもっとひどいものでした。サンドがパチスロ機の2台に一つあり、片方はサンド分の10センチの台間があったのですが、サンドのない方は2センチくらいしか台間がありませんでした。



パチスロはパチンコと違い、コインを入れ、レバーを叩き、ストップボタンを押すという動きが常にありますので、台間はパチンコよりも広くなくてはなりません。



台間に関しては、サンド分も含めて20センチ以下だと窮屈に感じますので、最低でも20センチ、分煙ボードが設置されている場合は20センチ以上はほしいと思っていて、ほとんどのお店が20センチ以上の台間になってきましたが、島の高さはあまり変化がありません。



このパチスロ50センチ島が低いと感じたのは50センチ島が出始めた頃から感じていました。



15年前にパチスロ専門店で独立した時、日本の男子の平均身長である171センチ前後のスタッフに座ってもらったところ、やはり50センチでは低いという意見があったので、うちのお店のパチスロ島は若干高めの52.5センチにしました。



この高さが人間工学的にパチスロを打つ時のちょうど良い高さかどうかは調べていませんが、お客様の打っている姿を見る限り、ちょうど良い高さではないかと思っています。



この頃は光の強さなども何ルクスだとリールが一番見やすく、目が疲れにくいかをはかってもみました。その他にも、音楽の音量、機械の音量など、いろいろ考えていますが、どれが正解なのかはいまだにわからないままなので、常に研究をしています。



それにしても、島の高さを決める基準が50センチときりの良い数字だからという理由だとしたら、なんともいい加減としか言いようがありません。







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