パチンコ日報

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パチンコ業界もテレビ東京を見習おう

10月はテレビ番組の改編時期だ。視聴率が低迷した番組は早々と打ち切りに合う。



ゴールデンで一桁台の番組はその対象となるが、今や20%も取れれば視聴率のトップ争いに躍り出る。現在放送中のNHKの朝ドラ「花子とアン」が22%でトップだ。



NHKの朝ドラで過去最高視聴率を叩きだした「おしんが」が平均52.6%だったことを考えれば、隔日の感がある。今や10%台半ばで御の字というのが最近の視聴率だ。



かつて、茶の間の娯楽といえばテレビが主役だったが、それがインターネットが当たり前の時代になり、テレビを見る時間がなくなって来たともいえる。テレビを見ているのかと思えばゲームをしていたりする。



テレビ全体の視聴率が取れなくなって、広告もネットにシフトすれば、テレビ局の広告収入が落ちる。広告収入が落ちれば、番組の制作費が削られ、ますます番組がつまらないものになる。



テレビ東京の様に元々低予算の制作費で番組を作っていると、企画力と知恵を絞らなければいけない。低予算体質から生まれたヒット番組が太川陽介と蛭子能収の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」や成田空港や関空で外国人を見つけ同行取材するだけの「Youは何しに日本へ?」だ。視聴率の取れる大物タレントを使うことなく、キー局より1桁少ない制作費で、路線バスは12~13%の視聴率を稼ぎ出している。路線バス人気で太川陽介が再ブレイクしているほど。



コストパフォーマンスが非常に高い番組作りといえる。



マイナーメーカーが生き残るヒントがテレビ東京にある、といっても過言ではない。大手は資金力にものをいわせ、大型版権ものを作りたがるが、液晶を使った時点でどれも同じように見える。マイナーメーカーには液晶に頼らない独自の機械作りに是非とも挑戦して欲しい。



強引な持って行き方だが、これはホールにも当て嵌まる。



駅前型店舗が毎月DM代に55万円の費用を捻出していた、という。印刷代を含めると1000枚のDMを発送していた、ということになる。



ところが、1000枚発送してもほとんど効果がなかったために、一度DM発送を止めてみた。すると、発送しても、しなくても稼働には一切影響がないことが分かった。



この勢いで、店長はチラシも止める決心が出来た。



浮いた広告宣伝費を出玉で還元するのかと思いきや、「機械代の支払いに回す」。



回収することが分かっているホールが、普通のDMやチラシをいくら打ってもお客さんは反応しない、ということだ。



動画制作の会社が伸びているように、集客効果が手に取るように分かるものへシフトすることも必要になって来る。





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