人口200万人の大都市池安の中心街に500台規模のパチンコ専門店があったそうだ。
店舗名を見てこれまた驚いた。店名は「日報」。これは完全に偶然だ。

店舗内の稼働は約8割の稼働。
全台日本からの中古機を使用。
さっそく、この情報を聞いた業界関係者が現地に向かった。なんとオーナーは中国共産党直営企業ではないか。
店長は日本の大手チェーン店で営業本部長の経験があるK氏。
K氏に話を聞いた。
オープンしたのは今年の2月22日。
オープン時刻は22時22分と、これまた「2」並びである。
24時間営業。
台数は555台。全台パチンコである。
全てゾロ目の数字で決めるとは、風水から導き出したものだと話す。
K氏によると、中国共産党本部が、民衆の娯楽拡大を推し進める意味合いから、試験的にパチンコ専門店をオープンさせたのだと言う。
他には今後、競馬場や低価格で遊べるゲームセンターも開設されると言う。
このパチンコ店は、特例法により、換金が合法。
日本円で1玉0.7円。
換金率は50%。
開店以来1日当たりの稼働は9万発を超え、24時間営業の強みを発揮している。
元来中国人は賭け事が大好きな民族であるから、一度その射幸性を体感すると必ずリピーターとなる。
また、遊技中の飲食は全て無料なので、家族で来店する人も多いらしい。
入場の年齢制限はないが、近々年齢を15歳以上にすると党幹部から言われているそうである。
人口が日本の10倍以上の中国で本格的にパチンコが動き出した事になった。
日本国内で取材をしてみると、大手パチンコチェーンも進出する計画を打ち出そうとしている。
追い風はあのチェーン店の香港証券市場上場で、それから一気にパチンコが注目されたのだと言う。
ただ、中国国内に進出するには、中国共産党幹部とのコネクションが重要で、このルート以外は営業許可や進出するのも不可能。
中国進出も誰も可能とはいかないのが現状だ。
日本のパチンコ業界関係者で囁かれているのは、どうやって海外進出を目論んだらいいのか、と言うこと。
中国進出ならK氏に問い合わせるしかない。

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