ホールにすれば給料後の3連休なので稼働がアップすることを期待していたが、いざ蓋を開けてみると「当てが外れた」ホールも少なくなかったようだ。
都内のホール関係者はこう打ち明ける。
「ことしは特に客が来なかった感じがします。給料日後の3連休だったのでそこそこの期待はしていたんですが、今回の3連休でお客様が来なくなったことを痛烈に感じました」
9月から4円パチンコの稼働を牽引してきたAKBも連続新曲発表の12週が終わり、息切れしてきた。
土日や夕方の稼働はそこそこあるものの、平日の朝一は客がゼロのホールも出てきている。
現場を預かる店長としては、看板台に陰りが見えてきたことで、頭の中は不安だらけだ。
AKBに代わる看板台が見えてこないからだ。
年末にリリースされるパチンコ台にめぼしいものもない。
さらに不安を駆り立てるのが20円スロットがSISの全国平均でついに1万枚稼働を切ったこと。
パチンコの低玉貸し営業のように、スロットも足並みを揃えて5スロ時代に移行している。
これだけ稼働が低下しているにも関わらず、従来通りの粗利を求められても達成できるわけもない。
ま、パチンコの場合、釘を閉めれば稼働は下がっても粗利を確保することはできるが、そんなことばかりしていると、客離れに拍車がかかる。
ここは、経営者の明確な理念、信念、目的、ビジョンがあれば、現場もやりやすいが、それがない経営者が少なくない。
例えば、「新台を入れたときは回収しろ」と指示を飛ばす経営者だ。
その一方で経営者のこんな一言で救われた店長も。
「最低限の水準を下回らない程度で、店を回してくれたらいい、といわれた時は本当に気持ちが楽になりました。この一言がなかったら、オーナーの生活水準を落としたくないためだけに、回収ばかりの指示が飛んでいるものと思っていましたからね」
一般の店長は社員であって、役員ではないので会社にどれだけの内部留保があるのかもまったく知る良しもない。
超優良ホールともなると、1年間休業しても社員の給料を支払えるだけの内部留保を抱えているケースもある。
そういうホールは無茶な営業もしないから稼働も急激に落ち込まない。
実際、このホールは東日本大震災の直後は1週間ばかり店を休んだ。
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