パチンコ日報

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地下立地考

マルハン茨木店のチラシだ。



この裏面が何とマルハン梅田店の案内になっているではないか。



阪急京都線やJRで大阪・梅田方面に通勤しているたくさんいる。そういう人たちに少しでも梅田店を知ってもらいたい、という表れだろう。



10月25日のグランドオープンから間もなく2カ月が経とうとしている。完全、平常営業に戻っているが、それが現在の梅田店の実力であろう。



12月某日。平日の夕方。



エスカレーター前にはいつも従業員が立って客を迎え入れているが、いつもとは違うアナウンスをしている。



「パチンコは地下2階となっております」



エスカレーターで地下1階のスロットフロアーに下りると、ここでも従業員が立っており、やはり「パチンコは地下2階となっております」の案内をしている。



照明を落としたスロットコーナーを通り抜けて、地下2階のパチンコフロアーへエスカレーターで下りると、真っ白くて、明るいパチンコフロアーとなっている。



これまで、何度も来ているが、パチンコの稼働はマルハンとしては満足の行くものではない。



新台の仕事人には客が付いているが、相変わらず台数的にも一番多い海系統が芳しくない。



梅田から郊外のマルハンのチラシの裏に梅田店を載せたり、エスカレーター前に立ってパチンコフロアーの案内をしたり、とパチンコの稼働を上げるための細かい努力をしていることが如実に伝わってくる。



ネットでは釘が渋いとか、スロットコーナーが狭苦しいなどと書かれたりしているが、やはり地下フロアーという立地条件がネックになっている。



それは出店する時から議論はされたことだろう。



5年ほど前の話になるが、競合他社が出店した地下フロアー立地の案件について、「私なら絶対出店しない」と断言する関係者もいた。



パチンコ客は上に上がるのも下に降りるのも嫌がることは百も承知していることだろう。



マルハンで勝って、ドンキで買い物をして、ラウンドワンで朝まで遊ぶ。



そんなイメージの複合ビルだが、地下街からの動線があったら人の流れも劇的に変わるのだろうが。





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