現在ES(社員満足)の啓発活動に尽力しています、株式会社ヒューマンブレークスルーの志田と申します。
私自身、最初にアルバイトをしたのがパチンコ業界で、学生時代にもっとも時間を費やしたのもパチンコでした。(笑)
当時(20年前)私がヘビーユーザーだった時は、エキサイト・ダイナマイトなどの機種が全盛で、足しげくホールに通った時期がありました。
当時バブルはもうはじけていましたが、まだ日本も元気だったような気がします。
企業の中で叫ばれているのは当然CS(顧客満足)の向上だったのではないでしょうか?
しかし現在の成熟社会、低成長社会を迎え、従来のCS向上だけではなかなか企業経営がうまくいかないことに気づきだし、日本でもES(社員満足)に目が向けられるようになってきました。
CSを高める大きな要素にマンパワーがあります。
実際のサービスを提供する、顧客と対応する、ホールの様々な改善を考える。これらは機械ではなく生身の感情を持った人すなわち社員が行うわけです。
理屈でCSを向上させようと言っても肝心の社員が、会社や仕事に対して不満や不信が蓄積している状態では、結局のところ「笛吹けど踊らず」という状態に陥ってしまいます。
踊らない状態で留まっていればまだいいのですが、このようにネガティブな感情が蓄積していくことで、不正や内部告発、メンタルヘルスの不調、様々な労働訴訟問題などに発展してしまい、結果として不本意な経営の機会損失が発生してしまいます。
これからますます「人」の力が必要な経営環境の中で、このようなリスクを起こさせない、逆にポジティブな方向で社員の力を発揮させ、経営目標を達成させるようなマネジメントを行っていく必要があります。
このESに関して今後定期的に連載させていただければと思っています。
またESに関する本(会社の業績がみるみる伸びる社員満足の鉄則:総合法令出版)を出版していますので、関心がございましたら、ご覧いただけますと幸いです。

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。
パチンコ店はなんだかんだでお金払いはいいですよね。
居酒屋や牛丼店のEsの無視っぷりがまずいと思います。サビ残奴隷としか。
ピンバック: 時給
自主的に喜んでサービス残業をする人はサービス残業している人の一部でしょうね。
サービス残業をしないと評価がさがる。周囲の人間がサービス残業をしている中帰りづらい。そんな思いや遠回しな強制力によってサービス残業をしている。
上記のような会社は少なくないと思いますが、今回の話題からすれば論外ですね。
仕事のやらされてる感
仕事の思った事を言えない空気
私は大半の雇われ側の人間は不満をかかえたまま、仕事をしていると思ってます。
本当の意味で改善出来たときには、すばらしい環境が出来上がるとは思います。
ただし、お客様の持っているお金が増えるわけではないので、パチンコの話になると、出玉視点ぬきにサービス強化しても厳しいでしょう。両方揃っているなら素晴らしいですが
ピンバック: 自称プロ客
CS(顧客満足)は結構聞きますが、ES(従業員満足)は、今一、自分の中でも・・??ですね。
従業員の働き甲斐とかモチベーションとか・・、労働環境や福利厚生関係も・・、ですかねっ?
もしそうなら、P業界の《経営者》の方々が読まれたらよいエントリーになるのかと。
P業界(産業)自体が社会的にどうであれ、法規的にどうであれ、
そこで汗を流し、真面目に、真剣に働いている《従業員》の方々はいらっしゃる訳です。
そこでの収入で《生きる!》方々がいらっしゃる訳です。
そして、現実世界で《生きる!》ことは、簡単なことではありません。
「職業選択の自由」は大前提、しかし、皆が意中の業種に就いてはいないでしょう。
希望・願望はあれど、相手がある、競争がある、それが現実社会。
そして、実社会では辛酸を舐めることも多々・・・。
たまたま偶然なのか・・?、意思によってなのか・・?、はたまた、
何らかの事情があってなのか・・?、理由はそれぞれでしょう。
ともあれ、現実に、《縁》あってP業界(産業)で働く方々が相当数いらっしゃる。
そんな方々の『労働観』『人生観』にもかかわるかも知れないES(従業員満足)は、
やはり、軽視できないことですね。
ピンバック: 蜻蛉の親爺
わざと大音量で音楽を垂れ流している内は、社員満足が高まるとは思えないのだが。
客は耳栓して自衛出来るが、バイト君はうるさいその上にインカムまで装着させられるからねぇ。ストレスは相当なものではないかな。
ピンバック: 名無し
ESと働くモチベーションの間に相関関係があるなら、ESの向上は洗脳に近いんじゃないかと思います。
ロジカルに、例えば他社と比較してここが我社は優遇されてるよね、なんてことをたくさん言える会社は限られていると思うし、それよりもカリスマ性の高い社長がいる方が社員のモチベーションは高いんじゃないでしょうか。
※「よっしゃみんないくぞー!」て言うと、疑問も持たず「おーーー!」みたいな感じ。
ただ、P業界でいえば、例えカリスマ社長がいても、例え高所得であっても、世間体が悪いというネガティブ要素を感じずにはいられない点が、一般的な業界とは違うのでしょうね。
しかも、P業界に対して批判的な人は往々にして、なんの根拠もない噂話を元ネタにしてたりする!
業界内にいるとそれが正か否かがよくわかって、よけい業界外との壁を感じてしまい、やるせない気持ちにさせられてしまうのですよね。
ピンバック: (松)
コメントありがとうございました。
・金銭報酬とESとの関係
・サービス残業とESとの関係
・自分自身のキャリア開発とESとの関係
・職場環境とESとの関係
そしてこれら以外のものとして、どんな要素がESに影響を与えるのか、また改善のオプションとしてどのようなものがあるのか。
次回以降でまた寄稿させていただければと思っていますので、よろしくお願いします。
ピンバック: ヒューマブレークスルー
ESというのはとても興味がありますし、実際にこれからの経営にとっては大切なことだと思います。
ただ、ちょっと疑問なのが、この業界はそもそもCSがちゃんとできているのか、ということです。景気やいろんな要素で従来のCSが機能しなくなったのに、昔のままやっている点が多すぎます。機械台の高騰とか、過剰な演出の問題もありますし、接客等あまり重要でないサービスへの集中…。私はCSをもっとやってくれよと思います。正直なところ、パチ業界には人よりも設備(機械や遊戯環境)の方が重要だと思います。
ま、具体論は今後ということなので楽しみにしていますし、パチ業界以外にも参考になると思います。
ピンバック: たかぞう