パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

業界人も嵌っていた?賭博サイト

大手ホールに勤務していた元店長さん(寄稿していた元店長ではありません)からこんな内容のメールが届いた。



皆さん、メーカーさんよりもこの業界に取って1番最悪な存在忘れてませんか?



必勝本の存在です。



新機種が出る前に演出やボーダーライン、設定出率など…。



ホールに取って1番やっかいな存在だと私は思います。新機種が延命しない上、機械費すらペイできません。お客様は新機種が出る前に必勝本を参考にします。




その必勝本がらみでとんでもない事件が起こった。



白夜書房の子会社である白夜プラネットがケータイサイトで常習賭博をしていた容疑で同社の社長が逮捕されたほか、客15人が賭博容疑で書類送検されるようだ。



ケータイゲームでトランプやスロットなどをやって、勝敗に応じてカネが振り込まれるシステムだった。



3年間で客は延べ5万7000人に達しているようだが、業界関係者も結構利用していたものと思われる。



実際利用していた現役店長はこう打ち明ける。



「ヤバイとは思ったが、白夜の子会社だったので安心感もあった。常連客から教えられて1年前ぐらいからやっていた。ポイントは6万円分貯まっていたが、今回明るみになった以上振込みはない。家でも手軽にできるのでついつい嵌ってしまった」



この店長は1万円分のポイントを買って、主にバカラをやっていた。トータルで50回ほど。通算するともちろん負けているが金額は明かさない。



それよりも名簿からいずれ取り調べられて、会社にバレルのではないかと不安で食事も喉に通らない。



頭をよぎるのは解雇か降格。



「やっていけないのは分かっていたが、家でもできるので…。今は後悔している」とうな垂れる。



手軽さといえば、パチンコも手軽さを売りにしてきた。



ケータイゲームと違って24時間、いつでも、どこでもできないのがパチンコとの違いだ。こうしたサイトは海外にサーバーを置いて運営する会社が海外であれば日本の警察も手を出しにくい。



スマホの普及によって賭博サイトがもっと増えれば、それはそれでパチンコのライバルにもなり兼ねない。国境のないネット世界がパチンコを駆逐することはないだろうが安閑とはしていられない。





人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える





※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。