パチンコ日報

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お客の慣れ

チャレンジャーというものはいるものだ。



変則打ち問題で話題になったホールへ行って似たような事をした人がいる。ハウスルールで変則打ちが禁止されていることが明示されているにも関わらず、店員がどんな対応をするか試してみた。



大当たりして右打ちする機種には、特に店員が目を光らせているようで、保留玉がオーバーフローしたのでストップボタンを押していると店員がすぐに飛んできた。



そして、ストップボタンを押さないように注意された。



客は待ってましたとばかりにこういった。



「ストップボタンは止めるために付いているのだから、ストップボタンを押してもいいんじゃないの」



「うちではダメです」



「じゃぁ、ハンドルを離すのはどうなの。ハンドルを離すのは客の自由じゃないの?」



「うちでは遊技中は打っていただくことになっています」



客にストップボタンを押されることや、スーパーリーチ中に手を離すことを嫌う店は少なくない。



台に座ったらずっとハンドルを握り続け玉を打って欲しい、というのが本音だ。



ホールにハウスルールが必要になったのは、ゴト師や攻略プロ、ウチコ集団などホールにとってはありがたくない客が増えたことが原因であろう。



彼らに狙われるということは、本来還元しなければいけない常連客や一般客に還元できなくなるからである。



ハウスルールが厳しくて嫌なら、そのホールに行かなければいいわけだが、それでも固定客は厳然といる。



話は変わるが、接客が悪くて渋釘の店にも固定客はいるものだ。それでホール関係者の間で、ナゼ、そんな店にもお客さんがいるのか、議論したことがあった。



その結果、導き出された答えは「客の慣れ」だった。



例えばスーパーマーケットを想像すれば分かるが、行きつけのスーパーだとどこに何を置いているか頭にインプットされているので、買い物がしやすい。



この慣れがパチンコホールにも当て嵌まる、という。



機械の配置、前日の出玉情報、営業方針などが頭に入っているので、少々接客が悪かろうが、釘が渋かろうが、ついついそのホールへ足を運んでしまう。



営業方針や機械の配列をころころ変える店は、居心地が悪くなってお客さんが離れていく。



人気の中華料理店があった。



値段が変わるごとにお品書きの上に値段だけを張り替えていた。



古くて味のあるお品書きだった。



ある日、“伝統”のあるお品書きを一新してきれいに書き直したところ、売り上げがちょっと下がる、という珍事が起こった。



常連客が来なくなることはなかったが、たまに来ていたお客さんの足が止まった。



料理の味が落ちたわけではない。



お品書きの古さがいい雰囲気を醸し出していた。それが来やすさ、入りやすさににもなっていた、と常連客たちが分析した。



それが先日のエントリーのスマートボールの店にも通じる。開店当時から変わらない雰囲気は昭和の香りが一杯だ。それが一つの味になっている。



スーパーマーケットはたまに売り場のレイアウトを大幅に変更したりするが、客からすればいい迷惑だ。





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