パチンコ日報

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一番店の秘密は一物四価

地方にあるその店は総台数400台。地域一番店である。パチンコは4円と1円。スロットは20円と5円の営業をやっている。ま、どこにでもある営業形態だ。



警察庁は一物一価をやかましく指導しているが、地域の温度差があるのか、その所轄はさほど厳しく指導することもなく一物二価までは“暗黙”の了解を得ている。



ところがこのホールは一物四価で営業している。オーナーは「一物二価は所轄が目を瞑ってくれているが、一物四価はさすがにまずい」という気持ちはある。



「スロットの等価に合わせて一物一価を指導するからパチンコがおかしくなった。スロットは今や5枚交換が当たり前で、6枚や7枚交換ではお客さんは打たない。スロットに合わせてパチンコを25交換なんかで営業することがそもそも間違っている。パチンコのベスト交換率は33個。30個も試してみたけど、最終的にパチンコは33個に落ち着いた。今の出玉で40個では話にならない」



1円で等価をやっていた時期もあったが、1円で利益を取るためには4円以上に釘が閉まるのでお客さんがついて来られなくなったので、低価交換に切り替えた。



「換金率に合わせて設定や釘調整を変えていけばお客さんは付く。そこがノウハウなので詳しいことは教えられないけど、一物四価だからお客さんが付いている。警察庁の指導通りに一物一価にしたら、今の稼働はない」と断言する。



地域一番店でパチンコからスロットまで万遍なく客が付いているのに、一際空台が目立つコーナーがあった。



それは海だった。



海の客が仕事人に流れているのが原因だが、それ以外にも理由がある、とオーナーは指摘する。



「海のシンプルさがよかった時代は終わった。シンプルさにお客さんが飽きてきた。ミニキャラ予告が出てこなくなって三洋はずっこけ始めた」



20円のジャグラーを打っていた年配客が5円に移行していったのも気がかりな傾向である。



一物二価の黙認もいつまで続くかは分からない。戦々恐々とした日々を送るオーナーである。



ただし、景品の自動払い出し機の口はお客側に向かっている。これが本来の景品自動払い出し機の姿だったが、うるさい県警ともなると払い出し口は従業員側で、従業員が手に取ってお客に渡せ、と指導している県警もあるぐらい。



ゆるさが分かる。





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