オープンから40日以上が経過した。正月営業を終えた平日の昼間、230台あまりの店内にお客さんの数は約70人。これを少ないと見るか、多いと見るかは以前の状態を知らないことには判断が付かない。
店名を変えてグランドオープンする前はピークで20人。一番多いときで20人ということは一桁の時の方が多かった。
そんな状況で新台を一切入れず、店名を変えただけのグランドオープンに、オーナーは「新台がないじゃないか。プレミアム海もないじゃないか。こんな機械で大丈夫なのか」と中古だらけのラインナップのオープンに以前の不安がよぎった。
オープン初日こそ160人の客がついたものの、3日もすれば元の木阿弥に戻るのではないか、と内心疑っていた。
オープンから1カ月以上が経過した。コンスタントに60~70人で推移し、ピークで120人といったところだ。
「以前、一番多いときで20人だったが、分析したらそれは年金や生活保護費の支給日だった。信用のなかった店の信用を取り戻すまでに3カ月はかかると思っていましたが、1カ月で信用がついてきた手ごたえを感じます」とは同ホールをサポートするグループの関係者。
今回のグランドオープンにサポートグループが用意した機械代は500万円。3000円~5000円の中古機を厳選してグランドオープンに臨んだ。
機械が古すぎたのか、ボタンの叩きすぎで故障中の張り紙をした機械が何台かある。
「ポスターには新感覚レジャーと書いていますが、本当は旧感覚なんですよ。カネを使わずに長く遊べるのが本来の娯楽としてのパチンコだったんですから。その原点に立ち返っただけ」と話すのは常駐する店長。
この前複数のお客さんからこんな文句をいわれた。
「この店は回しすぎ。回しすぎるから大当たり確率が低くなる」
業界歴23年になるが、回らないといって文句をいわれたことは多々あるが、回りすぎて文句をいわれたのは初めての経験だった。
「お客さんはストレス解消に来ているのに、回らないストレスを与えてどうするの。台は古くても遊べる機械を厳選した。お客さんは遊んでなんぼ。回ってなんぼ。スロットももちろん高設定を入れていますよ」(同店長)
ここに来て新台に頼らないことをモットーにしているサポートグループに異変が起こった。年末に仕事人5台、北斗3台を導入した。
「北斗は供給過多になっていると思います。競合店が40台入れるから自分とこも40台、50台と買ってしまう。買わないとその分客が競合店に取られる、という強迫観念で買ってしまうので、供給過多になり、地域によっては客が飛ぶ。しかもベタピンだからなおさら。うちは元々新台は入れませんが、今回は北斗の客を3人取りに行くためです」(サポートグループ関係者)
この結果を見て、早くも立て直し依頼が3件来ているそうだ。
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