第一報は印刷会社からだった。
「●●●●●が分裂してチラシの仕事が入ってくるらしいんだけど、うちにその話が来た。このご時世に仕事が入ってくることはうれしいことだが、チラシは本当に儲からないので断った」
「へ~え、チラシはそんなに儲からないんですか。あの会社のチラシはチェックが何度も何度も入るので大変だという話を聞いたことがあるので、断って正解かも」
まだ布団の中にいる時間で寝ぼけながら話を聞いていたので、その時は聞き流してしまったが、これは新年早々のビッグニュースである。
翌日、今度は証券筋の話として同じ情報が入る。短期で点と点がつながってくる。正確には分裂ではなく分社化のようだ。
地域ごとに会社を作り、リストラクチャリングを開始するようだ。事業体をスリムにして、人を切るだけでなく、まさに事業の再構築を図る模様だ。
これが正式に発表されたあかつきには業界に衝撃が走るか、ああ、やっぱりね、という反応になる。
ああ、やっぱりというのはついにその時が来たのか、という感想だろう。地方都市の駅前一等地の大型店に数えるぐらいのお客しか入っていない。
追い討ちをかけるかのようにこんな暗い話も。
「昨日も金融機関の人間と話をしていたけど、消費税が10%になると銀行はパチンコへは融資しないといっていた。売り上げに消費税をかけられたんじゃね…」(業界コンサルタント)
年明けから明るい話はなかなかないものだが、世間が思っている以上にしぶといのがパチンコ業界である。
稼働の低い店舗がいつまでも営業を続けていることは決して珍しい話ではない。3割稼動でも十分やっていける。
業界を取り巻く環境が厳しいのは変わらないが、東北の震災復興を睨んで、東北進出を本格派させるホールもある。攻めの営業はいいことだが、消費税10%で金融機関から融資が厳しくなると状況は変わってくる。
「東北復興のために向こう5年間で19兆円も投入されるわけですから、間違いなく東北は復興景気で潤う。雇用もどんどん増える。ただ、今の野田政権では3月か4月にも解散総選挙なんて話が出ている。そうなると益々復興が遅れる。今、東北にある仕事は瓦礫の解体作業とガードマンぐらいしかない。消費税増税なんか、復興景気が出た後でいい。とにかく野田内閣が最優先で取り組まなければならないのは復興計画を急ぐこと。もたもたしていたら日本が沈没する」(証券アナリスト)
とりあえず、東北の復興景気で日本の活気が戻ってくることを期待するしかない。

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。
復興まではいいでしょうね
しかし津波の沿岸は将来的には開発は止まるでしょうね
どこかの村がいにしえからここより下に家を造るべからずと書いてありましたが
民家はもう無理だと思う
建てたら全く教訓を生かさないボンクラパチンコメーカーと同じです
どのような都市が生まれるのか見ものです
ピンバック: ドンタク
増してください。[人の不幸は絶品スイ~ツ]。。。。。。。頂けませんわ!。。カテゴリーとは、関係ないですが。私は[マルハン]社長の心ざしは、本当に素晴らしいと思います。パチンコのグレーゾーンに人々は鷹の目を光らせますが。。。業界からグレード光る社長だな…と素直に思います。それはお客様の代表ともおもあれます。ハイ
ピンバック: 地方の人