
ちょいパチの専用サイトが開設された。

低射幸性時代の幕開けを告げる機種で、30分ぐらいの短時間でも当たりを楽しめるというのがウリのようだ。
コメント欄の中からユーザーの反応を探ってみよう。
「案の定ちょいパチ全然回りませんね。こんな台打つなら1パチのが全然マシ。結局確率云々ではなくホールの扱いなんですよ。どんな確率にしようが新しいコンテンツにしようがホールの扱いが悪いんだから何をやっても空回り。健全化なんて形骸化してて全く無意味ですよ。ギャンブルに遊び要素は必要ありません。遊びたければゲーセンに行けばいい話。根本的に遊び要素を入れようって前提で考えるからおかしいんであってギャンブルの根底にある稼ぐに特化した台を開発するのが業界復活の第一歩だと思います。(マルスさん)
「1/200だろうと、ちょいパチの1/40だろうと、ホールの使い方が変わらないなら、何を出しても無駄。
スタートは一律何回とか、ホールがいじれないようにするなら別だけどね」
「だからスペック落としても、ホールが釘調整してる限り無理なんだって」(猿吉さん)
以上の意見に釘問題が集約されている。メーカーがどんなに当たりやすい機械を出そうとも、それを扱うホール次第で本来の面白さを台無しにしてしまう、ということだ。
警察が釘調整を違法だというのも分からなくもない気がしてくる。釘調整が一切不要な機械が必要になるというもの。
ホールが回してくれたら確率の問題ではない、というのがこの意見。
「1/399でも千円で40回も回ればどうということはありません。消費金額の大きさがのめり込みのトリガーになるなら、最も問題なのは確率分母やベースでなく、スタートです。デジパチに於いては安く回せる=射幸性とならないスペック出すのが、消費税も沢山とれる、ユーザーもあまり負けない、大して差玉出ない、で丸く収まる。20万発の差玉とか狙うひとはやめてもらっていーじゃないですか」(青空さん)
ベース問題に関してもデジパチ一辺倒になっている現状が生んだ弊害を指摘する。
「初当り確率をメインに話してるのが現状のデジパチ一本かぶりの状況を表してますね。高ベースの実現のためにも、羽根物などの普及を望みますが、羽根物で保通協通すのが難しいという現状。デジパチ一本かぶりに誘導したのは遊技機規則の改悪の歴史でもあり、行政もその辺を考慮して、高ベース機普及のための規則改正もしないとダメだと思います」(Hercさん)
デジパチ以外の機械を開発を望む声をメーカーは耳をかっぽじいて聞いて欲しい。
「大当り確率を甘くするよりも先に、パチンコホール内に設置できる「デジタル抽選式パチンコ」いわゆる「デジパチ」の設置比率に規制(または自主規制)を掛けるべきではないでしょうか?私以外の数名の方々のコメントにもあるように、遊技者が全ての抽選過程をパチンコ玉の動きのみで大当りかハズレかを確認できるパチンコ機種は、今までにいくらでもたくさんの人気機種が製造販売されてきている歴史があるにもかかわらず、セキュリティ面においても10年前20前よりも格段に進化している現在のパチンコホール業界で、デジパチ以外のパチンコ機種が作れないはずがありません。客側からの意見としては、パチンコメーカー団体は高い販売価格を維持する為にデジパチのみの製造販売を続けているとしか思えないのです。デジパチに飽きてしまったパチンコファンと、昔ながらのパチンコを打ちたいと考えているパチンコファン、または新しくパチンコを始めてみようかと考えている新しいパチンコファンの獲得の為にも、パチンコメーカーとパチンコホールの方々は、どうかデジタル抽選を使用しない昔ながらのパチンコの復活を考えて下さいますよう切にお願いいたします」(イケロンさん)
パチンコ人気がなくなってしまったのは、デジパチ抽選に飽きてしまったからだ。
30年以上も続けば、そりゃ誰だって飽きる。それでもグランドオープンの抽選券に並ぶ長蛇の列は、パチンコを打ちに来ているのではなく、グランドオープンの赤字を狙いに来ているハイエナ集団だ。

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