パチンコ日報

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攻略方法今昔物語

パチンコ攻略誌が全盛期だったことは発行部数を競うために、パチンコ機の解析情報を雑誌の目玉にしていた。読者もそれを読んでパチンコに勝とうと必死になった。だから、雑誌はバカ売れした。

ただ、世の中そんなに甘くはない。本当の攻略情報は雑誌には掲載されるわけもない。

そもそも攻略情報とはプログラマーがプライベートで小遣い稼ぎするために仕込んだものが、漏れ伝わっていったもので、チェック体制が厳しくなった現在、プログラマーもそんなことはできない環境にある。

当時のパチンコ攻略誌は攻略情報を雑誌で大々的に募集していた。その中にはメーカーの関係者から情報が寄せられることもあった。

元攻略誌のライターをやっていたAさんが当時の話をこう打ち明ける。

「絶対に分からないのが本物の攻略法でした。プログラマーがメーカーの出荷時点でセット打法を仕込んだ裏ロムをつける。本人もその台がどこの店に入るか分かりませんが、番号を控えておいて、そこから追跡します。プログラマーは本当に口の堅い人だけに、そのセット打法を1人につき500万円で販売していました。500万円で5台分の情報でした。これがやがてセット打法として広まっていくんですが、裏ロムを仕込んだもの以外は通用しません」

現金機時代よりもCR機に代わった時の方が、連チャンしても怪しまれないので、CR機時代の方が仕込みやすかった、という。

一世風靡したパチンコ攻略集団の梁山泊は、自ら機械を買って解析しているようなことをしていたが、本当はプログラマーとつながっていたのかも知れない。裏ロムのセット打法が通用するものだけを買っていて、それを見たユーザーは飛びついた。そんなところではないだろうか。

プログラマー仕込みの攻略方法がなくなると、梁山泊はそのネームバリューから攻略情報詐欺で食いつないでいた。

梁山泊から情報を買った客が「手順通りにやったが、当たらなかった」とクレームを入れると、「教えた手順と違う」と一蹴する。

元々攻略方法など存在しないのだが、パチンコで勝ちたいという客は欲に目がくらみ、冷静な判断もできない。人間に欲がある限り、どんな詐欺話でも乗ってしまうのが人間の性である。詐欺師はそういう人間の心理を巧みに操る。


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