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パチンコ借金の自己破産はピーク時の9割減


ギャンブル依存症で何が問題か、といえば負けを取り戻すために借金を重ね、その借金を返済するために犯罪に走ったり、借金を肩代わりする家族まで生活が破綻することだろう。だから、カジノが解禁するまでにその辺の対策をしっかりやろう、ということだ。

ギャンブルによる借金で首が回らなくなった時、最後の手段が自己破産だ。ところが、ギャンブルによる借金からの自己破産は認められないが、そこは、餅は餅屋。ダメなものを認めさせるのが弁護士の手腕だ。

パチンコによる借金からの自己破産を多数手がけてきた弁護士は「ピーク時に比べてパチンコによる借金の自己破産は9割以上減った」と明かす。

やはり多重債務者で溢れたのはスロットの4号機時代。100万円も勝てるようなスロットが跋扈した時は、サラ金との相性も良かった。4号機時代を陰で支えていたのはサラ金だったりする。

4号機のような合法賭博機が2007年9月に完全撤去され、2010年6月からはサラ金の総量規制で専業主婦は配偶者からの同意がなければ借金できなくなった。

「総量規制で自由にカネを借りることができなくなったので、多重債務者ができにくくなった。それで自己破産の相談はピーク時の9割減りました。それから急激に増えたのがサラ金の過払い請求の仕事です。ウチの事務所では昔は自己破産が大きな収入源だったんですが、それが過払い請求に替った。サラ金が収入もないような人にジャブジャブおカネを貸して、それがパチンコに回っていた。不動産バブルは銀行がジャブジャブおカネを貸したので起こった。パチンコバブルもサラ金がジャブジャブ貸したことによるもの」(弁護士)と分析する。

弁護士は弁護士で過払い金請求の案件が急増したことはバブルとして捉えている。弁護士事務所が探している次のバブルはB型肝炎訴訟だったりする。

パチンコ業界はこれまでが長らくバブルだった。規制されて現在の姿が本来の姿だと思えば、パチンコ不況、という考えも起こらない。

フィーバーの登場でやっと経営者がクラウンに乗れるようになったが、クラウンからベンツに乗り換えるまでの期間があまりにも短すぎた。ベンツ以上が当たり前になり、やっとクラウンが乗れるようになったことを覚えている経営者は第一線を退いている。本来のパチンコ業界はクラウン時代が普通だったんだ、と。

で、件の弁護士が予測しているのはカジノの借金による自己破産者の急増だ。

「世界どこを見てもカジノの周辺では必ず質屋が繁盛します。その次は自己破産者です。パチンコの次はカジノの自己破産者の相談が増えます」



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