パチンコ日報

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4円は出さないからガラガラ


大阪・阪急東通りの居酒屋で60代の中年男性4人がパチンコ談議に花を咲かせていた。

「昔は灰皿を見て出ている台かどうかを見極めたもんや。その時も吸い殻の量だけやない、タバコの銘柄までチェックした。セブンスターばかり10本なら、その台で同じ人が粘っていた。ここに他の銘柄も交じっていたら1人が粘っていない証。吸い口も噛んでいたらイライラしていたので、スランプがあったことが分かった」

吸い殻自動回収装置の普及に伴って、パチンココーナーから灰皿が消えて久しい。灰皿全盛期はオーナーも灰皿で出る出ないを見極める客のために、敢えて掃除をしない指示を出していた。

パチンコは元々アナログな遊びなのだから、灰皿の吸い殻で台の調子を見分けるのは理に適っていた。

玉箱の箱積みも然り。出している、出していないは一目瞭然だった。ホールも出玉をアピールするために、箱積み演出に拘り、一番目に付く入口に扇型に並べたりした。

各台計数機の普及に伴い、1パチコーナーから箱積みが消えた。4パチコーナーは出玉に拘る客のために、敢えて各台計数機はつけなかったが、4パチコーナーが空気コーナーになった現状では出玉も見せられない。

この4人組は1パチ専門だった。

「4円なんか客がいてへんから出ないやないか。旨いラーメン屋には客がぎょうさんいてるが、不味いラーメン屋には客なんかいてへん。それと一緒で4円がガラガラということは、出さない、ということやろ。1パチは客が一杯いるということは出しているからや」

1パチコーナーは各台計数機なので出玉を玉箱で確認することはできないが、頭数で出しているように思いこんでいるようだ。

「4円に新台が入っても打てへん。4倍減る金額が早いからな。1パチはバラエティーコーナーになっているので、好きな台がたくさんある。その日の気分でミドルを打ったり、甘デジを打ったりするがな」

話題は設定付きパチンコへ。

「ワシらはスロットなんか打てへん。1から10まで、スタートはバカだって数えられるやろ。この台が回るかどうかはバカでも判断できる。回る台を見つけりゃ、後は自分の運を天に任せるだけや。設定付きパチンコは回る回数だけじゃ判断できへん。せやから、ワシらは設定付きなんか打てへん」

パチンコの進化と共に古き良き時代もすっかり過去のものとなってしまったが、居酒屋でパチンコを談義をする、こういう人たちがパチンコを支えてくれている。




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