パチンコ日報

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ホールはお客様が集うコミュニティースペース


3月15日、大阪・梅田で開催されて「社会におけるパチンコ店の役割を考える集い」(シナジーアーク、パチンコ日報共催)より。

講師:河野真一郎(アサヒディード・営業部長)
テーマ:「ホールはお客様が集うコミュニティースペース」

大学1年の時、神戸のホールでアルバイトしたのが業界に入るきっかけとなりました。最初は派遣で時給2000円で2週間ぶっ通しで働いていましたが、ホールから直バイで働いてくれ、と声がかかり、直バイに切り替わりました。

このホールで2年間働いていて、常連さんと日々コミュニケーションを取っていると天職だと感じるぐらい楽しく働くことができました。

常連客の中に50代半ばの女性客がいらっしゃいました。商店のオーナーで毎日4~5万円負けるぐらい引きが弱い。

「今日も4万円負けたわ」

「アルバイト代ありがとうございます」

「あんたたちが気持ちよく遊ばせてくれるから4万円負けても来るんやで」

この言葉を聞いたときに背中がゾクゾクしたことを今でも忘れません。毎日負けても来てもらえる。満足してもらえていることに、仕事の喜びを感じました。これが私がパチンコ業界で働くことを決意した原点です。

アサヒディードへ入社後も自分が携わる店は「あんたんとこで負けたらしゃあない」と言ってもらえる店づくり。この初心は変わることなく、その気持ちが膨らんでいるからこそ、21年間続いているともいえます。

そこで、ホールで働くことを通じて感じたパチンコ店の社会的意義を若い世代に伝えたい。

パチンコ店の役割

ホールはお客様が集うコミュニティースペース
お客様同士がつながりを持つコミュニティーとして社会的価値がある。朝の開店待ちや抽選待ちで、常連様同士が仲良くなって、最初に大当たりした人が仲間にコーヒーを配りあうコミュニティーが自然に生まれます。名前もどこに住んでいるのか連絡先も知らない距離感がいい。

お客様と従業員のつながりも深い。毎日来られる足の悪いおばあさんを台までエスコートする従業員がいました。ところが、ガンで入院することになり、来ないと心配すると思い、そのことをわざわざ伝えにきてくれました。自分たちのやっていることは間違いではなかったことを感じた瞬間でした。

ホールがコミュニティーである以上、1円も使わずに休憩スペースを利用してもらえるだけでもありがたい、と思っています。利用するということは拠り所になっているからです。

昨年6月、「イルサローネ茨木店」が大阪北部地震で1週間ガスが止まりました。ガス空調だったのでエアコンが4~5日使えませんでした。6月とはいえ室内は暑い。業務用扇風機を付け、うちわで煽ぎながら打っているお客様の姿を目の当たりにした時は、それだけ必要とされていることを痛感しました。

その時店を出ようとした60代の女性客に「地震は大丈夫でしたか?」と声を掛けました。地震以来外に出るのも初めてで、「従業員と会話したいから来た」と聞いたときは嬉しかった。





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