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法令順守にはコストがかかる

諸元表通りの調整=ベース40~50にした場合、1分スタートはそれまでの5.5回~6回から3回までに落としてやっと従来の利益になる。

この1分間に3回のスタートとはお客さんはストレスを感じる回転数で、これによって客離れが懸念される。

ベース40~50でスタートを5.5~6回も回せば、ホールは完全赤字レベルでとても営業は成り立たない。

「法令順守=コンプライアンスを守るということはコストがかかる、ということ。その昔、健全化のコストとしてパチンコ業界はプリペイドカードの導入を迫られた」(メーカー関係者)

諸元表通りの営業はホールにとってはコストがかかる、ということか。

「パチンコのMAX機規制、スロットのART規制は、警察は指導によって機械性能を20年前に戻せといっていることに気づかなければいけない。20年前はパチンコをすることがそんなに恥ずかしいことではなかったが、今や職場でもパチンコの話をする者もいない。パチンコすること自体が恥ずかしくなっている。昔、大学生からパチンコができたのは3000円~5000円ぐらいで楽しめたから。小遣いの少ないサラリーマンでも気軽に行けるようにしなければいけない。庶民の手軽な大衆娯楽から逸脱してきたために、釘もうるさくなった」と力説するのはスロット開発関係者。

スロット4号機の合法的爆裂機で決定的に信用を落としていた日電協に引き続き、他入賞口問題では日工組もミソを付けてしまった。ホール、ユーザーが望むからとメーカーは射幸性の高い機械作りに専念してきた。

MAX機規制を受け、日工組は自主規制で大当たりの確率の下限を従来の1/400から1/320へ引き下げたが、今回の他入賞口問題のカラクリから本当にベースを上げたら、1/320の下限確率もあまり意味をなさなくなった。本当は下限確率1/50ぐらいにしないといけない。

ベースが上がるということは、お客さんにとっては遊べることであるが、ホールにとっては玉単価が下がる=利益が下がることにつながる。

「規制で売り上げが下がるパチンコホールは、やはり株主保護の観点からも上場してはいけない業種。今回の規制は大手ほど大変だと思う。出店計画も全部見直さなければならない。中小は元々客がいないが、どこへ行っても遊べる機械になったら、逆に中小ホールにチャンスがある」(証券アナリスト)

ベースを上げるなら、等価交換営業では続かない。等価交換営業の時代は終わった。警察も口が酸っぱくなるほど射幸性を落とせ、落とせといい続けているのだから。


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