パチンコ日報

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メーカーからホールへ転職する時代?

パチンコメーカー2社の倒産以来、最近はメーカーの話がよく舞い込むようになった。

中堅パチンコメーカーに勤務する営業マンの悲哀だ。年齢は40代後半。

「営業マンは他社へ行っても使い物にならないのは分かっているので、この会社にはいられるだけいる」

社員間でも次にヤバいのは自社、という自覚を持っているようだ。それは販売台数を見れば社員なら誰だって分かる。

業績が振るわなくなった原因がメーカーらしく、機械作りの方法にあった、と指摘する。

「開発現場に機械を作る自由な裁量がなかった。本部長が曖昧な方向性を定めると、意見をいっても通らなかった。発言力の強い人の意見が通る。それでもヒット機が出て時代があったが、ホールが買い控えするようになって今までの成功体験も通用しなくなった。とことん喧嘩してもっと自分たちの意見も通るようにすべきだった」

自社製品ではないが、他社製品について、使う側のことを一切無視して、デザイン重視の機械が売れることにも疑問を呈する。

「上皿にでっかいボタンがあるので、その影響で下皿に手が入らない。デザイン重視で機能性がまったくない。デザイン重視は確かに目を引くので売れるが、使い手のことを何も考えていない。各台計数機を外すホールも出てきているのに、下皿に手が入らないのは、本当に使いづらい。使い勝手を重視する家電メーカーがデザインしたらあり得ないデザイン」

その他、ムダなものが多いのも最近の遊技台の傾向だった。

「上皿に小さい液晶を付けたりしていたが、そんなものは誰も見ない、と営業マンはいっていたが、もっと声を大にしていうべきでした」

機械性能以前に見た目が派手な方が売れるので、そういうムダなものを付けてきた。娯楽、レジャー用品だからムダが必要とメーカーは主張するのだろうが。

「東日本大震災の時、電力削減のために駅舎では蛍光灯を間引いたりした。薄暗くはなったが、それでも不自由なくやってこれた。それはホールの機械購入と一緒。本来、2億の予算で済むところを3億購入していた。1億ムダに購入していた。それが機歴や抱き合わせだった」

MAX機がなくなれば、機歴販売も通用しなくなる。

今はキラーコンテンツでも、シリーズ化するごとにお客にも飽きられてくる。機械が売れなくなれば、トップメーカーでも安泰ではない。

この中堅メーカーの営業マンは、まだ釘が叩ける世代なので、万一の時はホールへ転職する、という。


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