理由はスロットが好調だったからだが、パチンコの稼働が芳しくないので、30~33玉交換を考えるようになった。
脱等価に舵を切るために、顧客の声を聞くことにした。
同店では会員管理システムを導入しているため、会員データから最近来なくなっている顧客を抽出してアンケートを郵送した。パチンコから遠ざかっている理由を知りたいこともあった。
その数は50通。
アンケートとしては数が少ないと思えるが、アンケートに熱心に答えてくれた顧客には5000円分の商品券を贈呈することにした。
このアンケートから見えてきたことは、パチンコは回せばいいものではない、ということが改めて分かった。
「パチンコを止めた理由は、回るか回らないかではない。自分のおカネが一気になくなるかどうかだ。1カ月のパチンコ代を3万円として、昔は10回行けたが、今は1~2回でなくなる。回らなくても1万円入れて5000円戻ってくればいいが、今はそういう台がない。1個戻しなどもってのほか」と手厳しい意見が寄せられた。
ストレスなく、よく回わすためにメーカーは1個返しという機械をリリースしてきた。この時もメーカーの考え方に違和感があった。回しても1個返しでは玉が減るばかりで意味がないことをするな、と思っていた。
連チャンさせようとするから1個返しという発想が生まれる。確かに今残っているユーザーは連チャンを望んでいる層ばかりなので、そういうことになるが、MAX機も規制されたことだから、メーカーもベース40の機械を作っていかなければならない。
これが玉が出たり、戻したりを繰り返す本来のパチンコの遊びに戻ることにもつながる。
今のホールは台所事情もあるのだろうが、抜くことばかりを考えているから新台もすぐに飛んでしまう。
このアンケート結果からオーナーは等価を止めて、30個交換ぐらいにする決心がついた。
ただし、交換率を下げたからには、遊べる環境を提供することはいうまでもない。等価以上に回らない低価交換の店というのがたまにある。
本来は30個といわず、業界が一斉に40個まで戻すことが理想なのだが、一気にやるとパチンコを卒業する人が後を絶たないことになるが、遊べることによってすそ野が広がることに期待したい。
と同時にオーナーは国産車に戻す覚悟も必要になってくる。
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