ワタミといえば居酒屋チェーンを始め、老人介護事業や宅食事業の3本柱で展開しているが、そのどれもが業績不振に陥っている。
東洋経済オンラインによると、主力事業の「和民」は2014年4月に商品単価を15%上げる一方で鮮魚を取り入れ、品質向上による増客を狙ったが、2014年度の既存店客数は、前期比7%減となった。
値上げから一転、ことし4月からは平均10%の値下げを図って、注文点数の増加を狙ったが、前期比で4.5%減となっている。
居酒屋の形態も百花繚乱の中で、ブラック企業のイメージ回復は厳しい。わざわざ「和民」を選ぶ理由もない。
一つ歯車が狂い始めると負の連鎖が始まる。
2013年初に90%を維持していた老人ホームの既存棟入居率は、7月末には78.2%まで落ち込んだ。
2013年に入浴中の死亡事故が発生したほか、今年2月にはノロウイルスが原因で入居者が亡くなった。命を預かる事業だけに、こうした事案が少なからず入居率に影響したと考えられる。
高齢化社会を睨んで2008年に開始した宅食事業も居酒屋や介護のネガティブなイメージが定着して、直近7月の1日当たり配食数は24.2万食と、2013年後半のピーク時から16%減の水準まで落ち込んだ。
と、ここまでが東洋経済オンラインの記事だが、宅食事業に陰りが見え始めているのはこんな理由もある。
この写真は都下で撮影されたもだ。小学校から100メートルほどの通学路である。丁度小学校の1年生が帰宅している時間だった。
歩道を完全にふさぐ形で違法駐車している車は、ワタミの宅食会社のものと思われるが、車体に貼っているのはシール。運転していたのは還暦過ぎの年配者だったので、業務委託を受けている感じだ。
車の止め方は手馴れたもので、一発で塀ギリギリに止めた。つまり日常的にここに止めて、駐車違反を繰り返していたことが伺える。
撮影者はこの写真を持って、近くの警察署へ駆け込んだ。
警察も「これは酷い」とすぐに応対した。
会社とナンバーの持ち主にすぐに連絡するので、また違法駐車していたら連絡して欲しいとのことだった。
「駐車違反などは地元の人は特に気にする。近所に迷惑をかけたくない、と思うのでワタミを止めた、という人もいました」
宅食の業務委託を請けた人は年配者が少なくない。自分の車を持ち込んで仕事を請け負っているが、制服もなく私服で配るのでイメージもよくない。
末端で接する従業員はいわば会社の顔でもある。委託業者まで教育が徹底されていないことが想像できる。
業界もワタミを反面教師として学んでほしいが、業績が下がる理由は、駐車違反のような些細なことの積み重ねではないだろうか。
パチンコ業界は接客に徹すれば、するほど批判される不思議な業界だ。批判される理由はそれが自己満足に陥っているからだ。つまり、「サービスの押し売り」とお客には受け止められているからだ。
作り笑顔よりも、ジェットカウンターへ玉を流す時は、玉が床にこぼれないように丁寧な対応を客は求めている。
※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。コメントがエントリーになる場合もあります。