パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

一般景品だけになれば機歴販売もなくなる

抱き合わせ販売が独禁法に抵触するために、販売方法の名前が機歴販売に代わってもう随分経つ。呼び方が代わっただけで、必要でもない機械を買わされる中身は変わっていない。

メーカーが駄作も売り切るために考案したものだが、本当に欲しい機械ではなく、機歴で買った機械はホールの扱いも極めて雑になる。付き合いで買っているためか、機械を育成する頭は毛頭ない。駄作に手間暇かけることも時間の無駄なんか?

この機歴で買わされている機械代を払うのは、結局のところお客さんである。こんなことを改めていうことでもないが、駄作も売り切りたい機歴販売が結果的には、客離れを引き起こす原因になって。

MAX機の中でダントツ人気のあの機種。これ欲しさにどれだけ機歴に付き合ってきたか。ということは本命の機械代は機歴分を加算すると、結構高い買い物になっている。それでも欲しがるのは、ペイできるからだろう。

ペイできるといっても射幸性の高いMAX機だからで、ここ数年のうちにいずれ市場から姿を消す。

「儲けられる時に儲ける。カネのなる木を買わなかった時のビジネス損失は大きい。この苦い経験をしたことがあるホールは、特に機歴販売に乗っかりやすい」(販社関係者)

商売である以上、儲けることは必定だ。パチンコ業界では機械によって売り上げが大きく左右される。どうせ儲けるのなら、より儲けさせてくれる機械を買いたい。その心理をメーカーは巧みに使って攻めてくる。

グランドオープンに取材に行くこともある。

初日は開店前に長蛇の列ができる。4パチ、20スロに群がる若者たちを見ていると、人種が違う。開店プロ連中である。台取もスタート釘を真上から見ながら必死だ。グランドオープンの出玉を狙って、殺気だった雰囲気に包まれている。この光景を見るたびに、「ちょっと違うな」と思う。

一方の1パチに座っているのは中高年の地元客。こちらが本来のパチンコ店の客層である。

釘曲げ問題で業界の自助努力の跡が見られなかったら、警察もいよいよ換金問題で伝家の宝刀を抜くことになる。3店方式の原則も守れず、特殊景品が消え、一般景品だけとなった時が、警察が目指す大衆娯楽とするならば、自ずと射幸性の高い機械も不要となる。

高い版権を使って40万円も50万円もするような機械を開発することもいらなければ、機歴販売とも決別できる。

一気に換金問題まで踏み込んだら業界が大混乱するので、大きな規制でホールの自然淘汰を待ちながら、玉石混交から玉だけを取りだそうとしているのかも知れない。


人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。コメントがエントリーになる場合もあります。