パチンコ日報

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打ち子の世界も人材難

パチンコホールの人材難は今に始まったことではないが、打ち子の世界にも人材難が押し寄せている、という。



「年末にグランドオープンした大型店の抽選券の取るために午前2時から並んだんですが、その中に60~70代の年配者の姿もありましたが、あれも打ち子です。今は普通に仕事をした方が給料がいいので、打ち子を辞めて行く傾向にあります」(スロプロ)



打ち子の日当は8000円~1万円が相場。時給1000円でこれに交通費とめし代が加算される。



釘を見て開いていなくて、勝てそうな台がない場合は、2000円を渡して帰ってもらうこともある。



スロットの場合は設定6が入っていそうな台を確保するわけだが、年配者の打ち子の中には目押しが出来ない人もいる。その対処方法として、常にLINEでやりとりをしていて、目押しが必要になると、目押しができる打ち子が応援に駆け付ける。



目押しができない年配の打ち子は当然日当も相場よりも安くなる。若い打ち子が集まらないために、苦肉の策で年配者を使っているわけだが、ではどうやってスカウトするのか?



「1パチやジャグラーを打っているおじいちゃんに直接声をかけます。好きなパチンコをカネをもらって打てるわけですから、需要と供給はマッチしています」(同)



パチンコ代がなくなって家でブラブラするよりもまし、ということか。



このスロプロはそれまでピンで活動していたが、3カ月ほど前からノリ打ちを始めた。



「行く店、選ぶ台も一緒のことが多かったので、ノリ打ちをするようになりました。ノリ打ちを始めてからは収入も安定するようになりました。互いの情報を交換することで勝つ台を見つけやすくなりました。12月は27日間稼働して負けたのは3日しかありません」(同)



基本は貯メダルを使うので現金を使うことはあまりない、という。



情報源としては雑誌イベントを活用している。それに店のクセや法則を加味して、イベント対象機種を狙う。



「雑誌イベントでは信頼度の高いホールを狙います。抽選さえ負けなければ、ほぼ勝てます」(同)



年末にグランドオープンした大型店の初日は、関西のプロや打ち子で占められていたというが、プロも来ない店は一般客にとっても魅力のない店ということになる。



そのグランドオープンでは2人とも負けたが、使っていた打ち子が勝てたので、マイナスにはならなかった、という。







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