パチンコ日報

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回らないパチンコに愛想をつかしてパチスロ派が多くなった業界人

業界人限定のプライベートで打つのはパチンコ?それともパチスロ?のアンケート結果が出た。



日ごろからパチンコ、パチスロに接している業界人がプライベートで打つ遊技機の嗜好で今後の遊技機市場動向を予測することが目的。



回答数は319(6月27日現在)



で、結果は以下の通りだ。





なんと業界人がプライベート打っているのは、主にパチスロ派が35%で、主にパチンコ派の18%を大きくリードしている。人数でいえば、116人VS59人。ダブルスコアーでパチスロ派が圧勝している。両方打っている層も24%いるので、多少の救いはあるが、今後のパチンコの存在が気がかりになる。



ちなみに、「ほとんど打たない」、「完全に止めた」層を合わせると23%。これを多いと見るか、少ないと見るかは意見の別れるところだろうが、これが一桁台になることが業界としては望ましい。業界人が打たないものを勧める訳にはいかない。



さて、現状ではパチスロ派が多くなっているが、なぜ、パチンコではなく、パチスロを打つのか?



●ぱちんこは回らない店が多く、ストレスを感じるから。



●等価化で回らないパチンコがつまらない。



●パチスロは絶対、回って、天井があるから2、3万入れれば一回はチャンスがあるから。



●パチスロは、ベース関係なく絶対数回せる保証があるから。



●ぱちんこは最低設定がないし、 右打ち台は当たるまで釘がわからない。 抽選されない無駄玉に耐えられない。



●パチスロしか打ちません、今のパチンコの演出がしつこすぎて、アタッカー開いても逃がす寄り釘調整が多く、 イライラしてストレスが溜まる。 また、チャッカー入賞も悪く回らない時間がつまらい。 パチスロは3枚入れれば取りあえずゲーム進行するので打ちます。



●スロットには天井設定があるため。パチンコは信頼度の低いリ-チ演出がプレーヤ自身でカットできない為。



●パチンコが回らないのが1番の理由。また、最近のAタイプ(クラコレ、ハナ、ジャグ)に楽しさを感じるようになったから。



●パチンコ(デジパチ)には『当ててやった感がない』から(自分の思い通りにスタートに玉が入れられる訳じゃないから)。 パチスロは自分の意思でスタートレバーを叩き『当ててやった感がある』から。



●パチンコは必ず回るとは限らないから、スロットは3枚投入してレバーONで必ず抽選を受けられる。パチンコのようにスランプや、削られる事もない。



●スロットの方が「(自分でレバーをたたいて、ストップボタンを押しているので)自分で打っている」感がある。 パチンコは「スタート入賞待ち」なところがどうも・・・。しかも、今はなかなか回らない・・・。



●パチンコは回らないから、パチスロは1000円で最低でも 25回は当たりの抽選してくれてるので あと、払い出しが少なくても天井があるので投資目安がつくから ぶっちゃけ、良い機械つくってもホールの使い方が酷すぎてパチンコは打てなくされてます。



●正直、パチンコは大当たりまでの展開が読めてしまい つまらない。 スロットは攻略要素もあり、打ち込むほど面白い。



●等価主体の営業となり、最大手ですら1000円15回未満が当たり前の営業ではパチンコ打てません。 スロットもほぼジャグラーメイン。 自分の都合優先で決めた時間だけ打てるから。 ART遊技は短時間ではお話しにならない。



●現行の機械性能では、スロットの方が知識が有れば勝ちやすいと思います。設定変更後の高格 ゲーム数解除 天井など それに対してパチンコは、千ST TYなど 攻略要素が少ない状況です。 パチンコにも天井を付けてみては。



●自力感。達成感。展開によるドキドキ感。 パチンコはヒマで眠くなる。



●パチンコの「PUSHボタン」を連打すると 大当たりするかも?高確率になるかも? みたいな内部的に決まっているのに 出来レースを煽る演出が萎えます。 スロットは出目と演出の絡みがあるから そもそも面白さが違う。



では、パチンコ派の意見も。



●パチンコはボーダーで勝負できる。 スロットは設定が読めない。



●MAX機で勝負が早いから。



●スロットは良くわからん。 ゲーム数テーブルとか、いつ辞めたらいいのかわからんので、完全確立のパチンコがいい。



●パチンコのゲーム性(確率変動機能)が面白い。



このアンケート結果を見てホール経営者の意見がこれだ。



「携帯電話のショップで働く人がガラケーからスマホに変わった後、一般の人もスマホに変わっていきました。ショップで働く人は常に携帯電話と接していますので、どちらが良いか一般の人よりも早くわかります。業界で働く人がパチンコかパチスロのどちらをしているかは、今後の一般ユーザーがどちらをするかの未来図になります。

アンケート結果では業界人が2対1の割合でパチスロをしていることと、どちらもしなくなったという割合が25%弱という衝撃的な結果になりました。

パチンコ業界で働く人なので、元々は遊戯していたと思われますので、4人に1人が遊戯をしなくなったことになります。

今後、パチンコからパチスロに移行すると共に、パチンコ・パチスロをしなくなる人が増えていくのだろうと思います」



一方、スロットメーカーの関係者は機械的見地からこう分析する。



「パチンコは回らない、無駄煽り演出多いことがストレスになっています。等価、高価交換が回らないことに拍車をかけています。回転数でボーダーラインも分かることがパチンコ離れに向かっている原因です。無駄な演出を排除して、あっさりしたバランスのいい機械が望まれます。14~16割営業をペイラインに回せる機械でないとパチンコはジリ貧になっていきます。ただ、パチスロもパチンコのように無駄な煽り演出が増えていますが、それが、ジャグやパルサーが復活する原因にもなっている。パチスロも大半が機械寿命が短いのは14割営業できる性能になっていないためです」



結局、パチンコが面白くない原因は、分かりきっていたことだが、「回らない」ことから来るストレスであることが浮き彫りになってきた。



回りさえすれば、MAX機の瞬発力はパチスロでは味わえないものである。



回せばいいのに、回せない現状がパチンコ離れを引き起こしているのに、回せないジレンマ。ここを解消すればいいだけなのだが…。



以下は1カ月の遊技代とアンケート回答者の属性だ。









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