パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

日本一小さなパチスロ店

私が店長をしていた店舗は敷地面積17坪で41台のパチスロ専門店でした。



現在は7台減台して34台で営業しています。



寂れた商店街にあり、とても良い立地とは言えません。



17坪で34台を設置しているので、通路はギッシギシで、台間も狭く、サンドもニコイチ、トイレも男女兼用が一つしかありません。



機種構成はニューアイムジャグラー10台、アイムジャグラーEX8台、アイムジャグラーSP2台、ニューパルサースリー2台、押忍!番長4台、秘宝伝~太陽を求める者達~4台、北斗の拳世紀末救世主伝説、鉄拳2nd、モンスターハンター、モンキーターンが各1台となっています。



この店舗は今年に入ってから1台も新台入れ替えをしていません。



この最悪とも言える条件で平均稼働12,000枚以上を常時叩きだしています。



何故、この店舗はお客様から支持されているのか?



答えは、徹底したローコスト運営と地域密着型営業にあると思います。



機械代を含め、ありとあらゆる経費を削減して、地元のお客様に出来る限り還元すること。



スタッフはフランクな接客をしています。



お客様はスタッフと接したり、他のお客様と挨拶したりしています。



お客様はパチスロだけを打ちに来ているのではなく、このお店に憩いや安らぎを求めて来ているのだと思います。



この日本一小さなパチスロ店は地域のコミュニティの場所として24年間、このスタイルを一度も変えることなく営業を続けています





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ロト6の2等が当たってパチンコを止めた常連客

いつも来ていたお年寄りの常連客6人の姿が、いつの間にか見なくなったことに気づくのに随分時間がかかった。



そう気づいて頭取りに行った時にも注意深く観察していたのだが、競合店へ行っている気配もない。



気になり始めると気になる。



1人、2人ならまだ分かるが、仲のいい6人が忽然と姿を消したことが腑に落ちない。



その6人を知っている常連客に聞いて、驚愕の事実を知らされることになる。



「6人でロト6を買っていたのだが、そのうちの1枚が2等に当たったんだわ。確か賞金は1000万円だった、と聞いている。それでこれを機会にパチンコからは足を洗ったらしいよ」



ロト6とはいまさら説明するまでもないが、01から43までの43個の数字の中から異なる6個を選択するものである。



申込数字が本数字6個全て一致したものが1等で当せん金は約1億円になる。で、2等は本数字5個と一致し、なおかつ残りの1個の申込数字がボーナス数字と一致したもので、当選金は約1500万円。



3等は本数字5個で、ボーナス数字が外れたもので約50万円、となる。



「賞金は6人で山分けして、1人150万円ほどになったらしい。それで、老後の蓄えの足しにするためにパチンコは止めたんだとさ」



普通なら、その150万円でもっとパチンコをすればいいようなものだが、これまでの元が少しでも戻ってきたので、止めるのがお年寄りの発想のようだ。



この話を聞いた店長は複雑な心境だった。



貯金を取り崩してパチンコをしているお年寄りも少なからずいる。そういう話を聞くと心が痛む。



お客さんは、「負けるからパチンコをする」という心理が働く場合がある。人間の心理は不思議なものでずっと勝ち続けられるものは、やがて興味を示さなくなる。



この心理を巧みについた手軽なレジャーがパチンコだった。



きのう負けた1万円を取り返すために、翌日またパチンコ店に足を運ぶ。昔の腕のいい店長は取ったり、取られたりの駆け引きが絶妙で、そんな店が繁盛したものだ。



それがいつの間にか、店は取りっぱなしで、客は負ける一方で。これではお客さんの資金も続くわけがない。



そんなことが理由の一つで、パチンコ人口が減り続けているのに、パチンコ業界はその打開策を打つ気配すら感じない。



絶妙な間で、取ったり、取られたりを繰り返してくれるホールなら、このロト6の2等が当たった6人もパチンコから足を洗うこともなかったはずだ。





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ぱちスロAKB48のトップ導入台数の条件を考える

ぱちスロAKB48はトップ週が12台以上、2週目が8台以上、残りは3週目以降とかなり厳しい条件でした。



コンテンツ力があり、集客力がありますので、大型店のほとんどがトップ導入の12台以上を選択するでしょう。



中小店舗は悩みどころになります。



店舗の5%前後が適正台数だと思うので、100台規模の店舗だと5台の導入が適正なのですが、5台だと3週目以降になってしまいます。



新台はトップ導入をすれば集客しますが、3週目の導入だとほとんど集客せず、新台としての価値が半減してしまいます。



また、ぱちスロAKB48が他店に導入されれば、お客様が流動してしまいます。



100台規模の店舗では12台は過剰で背伸びをしすぎになり、導入しなければ他店に流動してしまう…。行くも地獄、行かずも地獄となってしまいました。



悩み抜いた末、100台規模の店舗で3週目以降の1台での導入を選択しました。



最近のパチスロ機の販売方法は、ユニバーサルの緑ドンや大都の忍魂など、台数縛りや機歴なしでの販売になってきています。



台数縛りがないので、ホール側は適正台数だけを導入できます。



背伸びをさせられていないので、ユニバーサルや大都に対しての不平や不満というのもなく、仮に機械の結果が伴わなくても、全ては選択したホールの自己責任として納得が出来ます。



ユニバーサルはこの販売方法に切り替えてから、ホールの印象も良く、販売台数を着実に伸ばしています。



今だに台数縛りや機歴販売があるので、中小店舗の生き残りはますます厳しくなると感じました。



中小店舗は新台入れ替えを集客の手段として営業を続けていくと、AKB48のようにトップ導入出来なくなった時に新台で集客した自店のお客様を大型店に取られてしまいます。



中小店舗は新台での集客をなるべく避け、ジャグラーなどの固定客中心で営業をしなければ、今後は生き残ることは難しくなると思います。





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店長がスタッフの体臭を指摘してパワハラ裁判に

先日のお客の体臭のエントリーを読んだホール関係者から、従業員の体臭問題に関する情報が寄せられた。



これ、ホール管理者が、いつ加害者の立場になるかも分からないので、臭いの問題は慎重に対応した方がいい。



仮にA君としよう。



A君の場合は、客から「臭い」とクレームが来るようになった。A君が玉箱の上げ下げをすると不快な体臭が漂ってくるのだ。



客から指摘されるまで店長は臭いと気づかなかった。



どれほど臭いのかと店長が鼻を30センチほど近づけたところ、確かに体臭がする。



それはワキガの臭さではなかった。



店長はA君に聞いた。



「風呂は毎日入っているのか?」



「冬場は2日に1回シャワーを浴びる程度で、毎日は入っていません」



「じゃ、毎日風呂へ入るようにしろ」



「分かりました」



ところが、それでも客からの苦情は止まらなかった。



「本当に毎日風呂へ入っているのか?」



「今は入っています」



「それでは彼女にも嫌われるだろう?」



「…」



「体臭は食べ物の影響も大きい。A君は何が好きだい?」



「肉が大好きで毎日食べています」



「それが、原因じゃないかな。肉食は体臭に影響があることを聞いたことがある。肉を食べるのを控えた方がいいぞ」



体臭は自分では気づかない。強烈なワキガも自分では気づかない。



ワキガは手術で治すことができるが、A君のような体からにじみ出てくるような体臭は治すことができるのだろうか?



それ以来、A君は客前に出るのが、すっかり怖くなってきた。悩んだ末、店を辞めることになる。



臭いの元が辞めてくれて店長も内心ホッとしていた。



ところが、数カ月後思わぬ事態に発展することになる。



A君は体臭のことを指摘され、精神的苦痛を受けた、とパワハラで訴えてきたのだ。



最近の弁護士は仕事がないため、着手金欲しさからか、すぐに裁判を仕掛けたがるようだ。



今回はA君が勝てる、と弁護士も踏んだのだろう。



裁判すれば、お互いに時間を取られるだけで、今回のようなケースでは争そってもあまり得策ではない。



結局は「和解」ということで決着した。



和解金をいくら支払ったかは教えてもらえなかった。



身内が体臭を指摘してもこのように大問題に発展するケースもある。



臭いはデリケートな問題なので、客に対して店から注意するのはもっと大変なことになることが想像できる。



最近導入が進むホールのフレグランスの中には、どうしてこんな嫌な匂いを選択したのか、と思うものもある。



いい匂いでも万人がいい匂いと感じることはない。





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ライトユーザーからの疑問の数々

ハンドルネーム「パチンコは面白い」さんからの疑問である。ライトユーザーながらパチンコ業界に対して不思議に思うことが一杯ある。この疑問を一つひとつ潰していくことがライトユーザーを増やす早道かも知れない。





以下本文



僕はここ最近(半年)パチンコを始めた者です。



友人から誘われて1円パチンコをし、そのゲームの面白さ、当たった時の爽快感などに魅了されて最近は、パチンコに3000円勝負に行きます。



4円パチンコも1回だけやってみたのですが、10分程度で5000円が無くなり、焦ってすぐ止め家に帰りました。



これが本当のギャンブルなんだ?と思いますが、4円パチンコを打つためには、半年に1回ぐらい、負けても良い気持ちで3万円勝負したいなという気持ちはあります。



ですが、思う事はこのレートを日常的に置いていてお客は来るのか?甚だ疑問に感じます。



普通のサラリーマンの給料ではお金が持たない事は、プレーする前から考えれば分かる事です。



それよりも、もっと1パチや0.5パチを置く方が、お客が来て店が儲かると思うのです。



それを友人に聞いたら、機械代や人件費や電気代を引いて店に利益を出させるためには、4円パチンコをお客が打って負けなければ店はやっていけないと言っていました。



そこで疑問に思う事は、機械代や人件費や電気代の話は理解しました。



ですが、何故一般人の平均所得に見合わないレートが乱立しているのでしょうか?



4円は誰も打たないので悪循環だと思います。なぜ、一般人が使用する平均金額に見合った経費の使い方をしないのでしょうか?



例えば、機械代においては1台の値段をもっと安くするとか。



パチンコは中身のゲームが重要なので、その周りの枠とか釘の周りのプラスチック(動く物)など無くて良いのではないでしょうか?



枠も同じ販売元で多くの種類の枠が出ていますが、同じものをホールが壊れるまで使い続ければ良いのではないでしょうか?



人件費においては、玉を降ろしたりする人がいてくれると助かりますので致し方ない気持ちもします。



電気代に関しては、店の中の電気をもっと暗くすれば良いと思いますし、看板など無くても良い店なら人が勝手に集まりますし、取っ払う箇所は数多くあると思っていますがダメなんですかね?



もっと疑問に思う事は、ホールの建屋です。



どこ行っても凄い建屋でいくらかけて作っているのか? 疑問に感じます。



その各々の建屋はお客さんの負け額で築いたお城なんですよね? いろいろな経費がかかると言っておきながらも、実際目で見ると要らない物が多くあると思えるのですが本当に必要な物なのでしょうか??



パチンコは正直面白いです。



打っていてワクワクします。



本当にパチンコ1台1台の面白さを体感するには多く回さないと分かりません。



多く回すことによって面白さが倍増するような気がします。



でも、それを4円パチンコで分かるには相当のお金が必要だと思います。



それぞれ面白いパチンコ台が皆に知らされないまま撤去されるのは非常に残念に思えますし、それが経費の増加に繋がっているのなら、全て1円パチンコにした方が全てが上手く行くと考えるのは私だけでしょうか?



質問だらけで申し訳ありませんが、パチンコに興味を持って、普通に考えればあり得ないと思う事が普通になっているので、疑問に感じる事が多いです。







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