パチンコ日報

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換金所を教えてはいけないことが新規客の開拓を阻害する

どんな業種でも共通することだが、客からの質問があれば、それに答えることは当たり前といえば、当たり前。当然といえば当然なのだが、サービス業でもあるパチンコで、それができないことがある。



ホールは答えたくても答えられない。



もし、答えようものなら指示処分の対象にもなるというのだから、不思議な業界だ。



客からの質問にホールが答えられない…



もう、お分かりのことだと思うが、それは景品交換所の場所だ。



警察の建前としては換金を認めていない以上、換金にまつわることは一切タブー視されている。



お客から景品交換所の場所を聞かれても、社員は「教えてはいけない」と教育されてわけだからこんな不親切な業界もない。



初めてパチンコをする人にすれば、換金はやはり悪いことでもしているのか、と後ろめたい気分にさせる。



「業界人は換金所を教えないことが常識になっているが、こんな常識がまかり通っている業界だから、新規顧客が増えない。知っているのに、教えないのはおかしい」とパチンコ初心者のAさんは憤る。



業界では当たり前になって疑問にも思わないことが、こうして新規顧客を増やすことを阻害している遠因にもなっている。



ダイナムが日本での上場のネックになっていた換金問題を抱えながらも香港市場で上場した。



ダイナムはこの換金問題については、景品交換所、卸問屋とパチンコホールは、資本的、人的関係をいっさい持たない独立した業態であると説明。



そのため、ホールの外に出た景品は、客がどう扱おうがホール運営者は関知しない。



加えて、卸問屋は数多くの景品交換所から景品を買い取り、ダイナム以外の店舗にも卸しているため、景品の還流はないとした。



上場が承認された、ということはこの説明を納得した、ということでもあろう。



こんな時代にいつまでもホールが換金場所を教えない、というのも時代錯誤だ。



換金に関してホールが提供した特殊景品をホールが買い取ることは禁止されているが、第三者が買い取る分には「ただちに違法とはいえない」との警察庁の見解から3店方式が存続している。



見知らぬ旅先でパチンコを気軽に打つ気にならない人の中には、換金所をホールが教えてくれないから、ということを理由に挙げるライトユーザーもいる。









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