以下本文
発展途上国では、数百ドルという小口貸し付けが、地域活性化に有効に機能しているそうです。
それはどういうことかというと、
・借りたお金を持って町に行き、糸や布などの材料を買う
・買った材料で衣服等を作る
・それを町に行って売り、お金を得る
・売り上げからまた糸や布を買い、村に帰る
・村では材料費を除いた儲けで、食べ物を購入する(村にお金が落ちる)
・村の食べ物屋が現金を得て・・・(以下省略)
こういう流れで、貸し付けから町に、町から村へとお金の流れが出来るので、小口の貸し付けが地域経済を活性化させるのに有効であるとの調査結果があるそうです。
この話を聞いた時、パチンコホールにも似たようなイメージを持ちました。
どういうことかというと、
・パチンコを打ち、勝ってあぶく銭を手に入れる
・気が大きくなって夜の町に繰り出し浪費する(地域経済に貢献)
・夜の町の従業員は、その日のギャラを手に、翌日昼間にパチンコを打つ
つまり、そのホールの周辺に住んでいる遊戯者のお小遣いの総額から、ホールの取り分を除いた遊戯者への還元分のかなりの部分が、地元経済の血液と成っている可能性があると思うのです。
銀行等の融資は大口であると同時に地元に落ちるとは限りませんし、その頻度も多くは無いです。
しかし、パチンコの場合、遊戯者の大半は近郊居住、同時に散財エリアも居住範囲が殆どだと思います。
そう考えると、パチンコホールには、銀行ではカバー出来ない領域に対し、一定の金融役割があるのではないかと思うのです。
私の消費生活がだらしなさ過ぎるのかも知れませんが(笑)周囲に尋ねてみたところ、その使い道に関しては、私とそう大差ありませんでした(笑)
もしこの仮説が実態であったのなら、ホールの存在は、直接雇用だけで無く、日本の経済に間接的なメリットをもたらしていると言えるのではないでしょうか。
・・・お札に目印を付けて調査した訳ではないので仮説の範疇を超えませんが、途上国に於ける小口金融の果たしている機能を考えると、強ち的外れでも無いと思ってます(*^_^*)

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