パチンコ日報

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4月29日に落ちる激戦の火蓋

全面改装のため永らく休業していたキョーイチなんば店のグランドオープンがいよいよ4月29日に決定した。GWで一番集客が見込める日でもある。



グランドオープンを間近に控え、新規会員募集にスタッフも声をからしている。





ピーワールドでは店内写真の一部も掲載されているが、パチンコ、スロットの総台数はまだ明かされていない。





写真を見る限りでは景品カウンターが広くとられかなりゴージャスな雰囲気に仕上がっている。



マルハンのなんば新館がオープンして1カ月以上が経過し、キョーイチなんば店のグランドオープンを持って、ナンバパチンコ戦争の幕が切って落とされる。



このナンバパチンコ戦争も今がいったい第何幕なのかも分からなくなってきつつあるが、マルハンの新館が増えた分、地域の台数が1000台あまり増えたことになる。



マルハンの新館がオープンしたことで、一番影響を受けているのはマルハンの本館であることは衆目の一致するところ。



機種によっては1コースに数名しか客が付いていない島が、結構散見される。地域一番店を誇ってきただけに、新館がオープンする前では考えられなかった光景である。「これがあのナンバのマルハンか?」と目を疑う。



次に大東洋のパチンコの稼働に影響が感じられるが、123と四海樓のスロットシアターは固定客をがっちりと掴んでいる。



では、マルハンの新館が1カ月経ってどうなっているか、というと、4円パチンコで機種によっては客付きがまばらな島も出てきている。



これを見て「やっぱりパチンコは1階に持って来るべきだったのでは」とはあるホール営業部長の弁。



巻き返しを狙うキョーイチなんば店が参戦することで、今度はマルハン新館との直接対決の様相を呈してくる。



本当の勝負が始まるのはこれからだが、パチンコ人口が減り、4円パチンコの稼働が低迷する中での競争の激化が展開される。



一番の勝者は開店プロだった、としたら笑うに笑えない。





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ミサイル発射失敗エントリーの波紋

16日のエントリーミサイル発射失敗とパチンコ業界は、北系の人たちの間で小さな波紋を呼んだ。



4月15日に開かれた金日成主席生誕100周年で軍事パレードが開かれ、金正恩第1書記が公の場で初めての演説を行い、新体制をアピールした。



北朝鮮籍の人の下には、金正日総書記の葬儀や金日成主席生誕100周年で、総連から動員や寄付の依頼が矢継ぎ早に来たが、思うように集まらなくなっているのが実情だ。



総連組織が弱体化しているから寄付が集まらないのか、寄付が集まらなくなったから組織が弱体化したのか。



北朝鮮が日本人拉致を認めてからは、一気に北朝鮮籍の人たちの心が離れ、国籍を韓国に変えた。



日本で生まれ、2世、3世、4世と世代が進むに従って祖国に対する思いも薄れてくる。



「(16日のエントリーで)自分と同じ想いをしている同胞がいることを知ってホッとしました。今回、金日成主席生誕100周年の寄付の依頼が来ましたが、本当に余裕がないのでウチは断りました。生誕100周年ですから親父の代なら寄付をしていたでしょうが、私の世代ともなると向こうにいる親戚の顔も知らない。親父たちは向こうにいる親戚のためにも寄付していたようなものです。ましてや、われわれの寄付が核開発に使われているのかと思うとなおさらです」(北系ホール関係者)



北朝鮮人民は貧困と飢えに苦しんでいるというのに、核開発にカネをつぎ込む。軍事費を減らすだけで飢えから開放される。忸怩たる思いで若い世代は祖国の動向を見ている。



寄付を断ったことでホールには無言電話が入り、不良客が店にたむろするようになった。



「前回テポドンを発射した時の経済制裁はある意味助かっている。万景峰号が入港できなくなって、送金ルートが断たれているのでおカネを運びにくくなっている。祖国が憎いわけではないが、日本で生活しているわれわれとしては、共和国はもっと日本と仲良くやって欲しい。金日成が生きている時代が一番良かった」(同)



朝鮮大学は北朝鮮籍の人の中でもエリート集団だ。大学時代は寮生活で同じ釜の飯を食ってきているので、結びつきは強い。



朝大出のあるホール幹部はこう打ち明ける。



「気心の知れている仲間同士でも祖国を批判するような話しは一度もやったことがなかった。自分の考えが正しいのかどうかバランス感覚に自信がなかったが、日報を読んで同じような考えを持っている人がいるので安心した。今回のミサイルが韓国か日本近辺に落ちていたら、国際批判をもっと浴びていたし、もっときつい経済制裁が加わったはず。一旦、金体制を解体することが祖国のためになる。本当にそう思う」



北朝鮮に言論の自由はないが、北系の人は日本に住んでいても、同胞にすら本音を語れない心内があるようだ。





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iPhoneアプリ、iParlorの可能性

iPhoneのアプリは、今や35万本以上も用意され、スマホをより便利なツールに仕立てている。



アプリはApp Storeからダウンロードする仕組みで、無料のアプリも数多く用意されている。


この中でパチンコ、パチスロユーザーは元より、業界関係者なら是非ともインストールしておいたら便利な無料アプリが、iParlorだ。





見知らぬ土地でパチンコ店を探すときに、このiParlorを立ち上げれば、現在地から最寄のホールが地図上にマッピングされる。





マッピングされマークをタッチすると店舗名が出てきて、さらに店舗名をタッチすると店舗の詳細情報画面へと進む。



周辺情報では店舗の一覧表が出てきて、最新クチコミ欄がある。これはユーザーが自由に書き込みするもので、店舗の評価などが書き込まれている。



iParlorのサービスが開始されて1年半以上になる。ただ、ホール関係者の間ではその存在があまり知られていないのか、ホールの詳細情報が空欄になっている店舗が大半だ。



これがちょっと寂しい。



項目は住所、TEL、営業時間、定休日、URL、Twitter、台情報、駐車場など。



この中でURLは自社のホームページへのリンクを貼るだけで、設置台情報も分かる。店舗情報の中身がぐっと濃くなる。ユーザーの使い勝手も飛躍的に高くなる。



アプリのダウンロード方法は、App Storeから「iParlor」または「アイパーラー」と検索すれば、iParlorのダウンロード画面が出てくる。


現在対応しているスマホはiPhoneのみ。



業界関係者でiPhoneユーザーならインストールしておいて損はない。自店の露出度を多くするためにもiParlorに店舗情報を登録しておくことをオススメする。



位置情報と連動しているiParlorは、様々なソフトと組み合わせて使えば、新たなプロモーション展開ができるツールでもある。





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金箔カードの自販機で4号機が打てる店に行った

大騒ぎするほどのものではない、という意見があったが現場に行ってみると確かにそんな感じだ。



例の渋谷の道玄坂にある金箔カードの自動販売機で、カードを買うと4号機が打てる、という店の件だ。



店がどの辺にあるのか分からないので、道玄坂の交番に行ってみた。



「この辺に金箔カードを買うと4号機が打てる店があると聞いたんですが、どの辺にあるか分かりますか?」



初老のベテラン巡査だった。



「勉強不足で申し訳ない。聞いたことないですね」



交番の巡査も知らない存在だった。



「百が付いた地名だったんですが」



「百軒店(ひゃっけだな)という地名なら、ここを下って左に入ったあたりがそうです」



「そうそう、そんな地名でした。ありがとうございます」



後は、その界隈を探すしかない。



いわれた通に行くと、完全にラブホ街。そこをこえて南下すると写真で見た感じのマンションに出た。



11時ごろだったのでシャッターは閉まっていたが、それらしきのぼりが2本立っている。



ここに間違いない。



場所が分かったところで、開店時間の12時まで渋谷界隈のパチンコ店を散策する。



午前中ということもあってか、楽園の1階はまばら、マルハンも2階はそこそこだが、3階は空台が目立つ。



4階の禁煙フロアーの稼働の方がいい。



12時になったところで、再び向かう。





店は狭い。



入ると「お客さんは初めてですか?」と店員らしき人が声をかけてきた。



「初めて」というとここのシステムを説明してくれる。



「ここに金箔カードの自動販売機があります」と指差したのは台間サンドである。



「ここに1000円入れると金箔カードが1枚出てきます。すると隣にあるスロットのクレジットが30になります。これでプレイしてビッグが当たりクレジットが100になると金箔カードが6枚出てきます。出てきた金箔カードは向いの店で1枚300円で買い取ってくれます」



「ここはいつできたの?



「去年の12月からです」



「都内で同じような店は他にあるの?」



「それはちょっとわかりません」



「お客さんは多いの?」



「そんなに多くはありませんね」



「普通にパチスロ打った方が率がいいもんね」



「4号機が打てるのが特徴です。懐かしいでしょ」



「換金できるのは違法じゃないの?」



「違法じゃないので営業できています。自動販売機の当たりくじなので」





12時の開店で客は1人。



「スパを見てきたんだけど」



「ああ、勝手に載せられました。それを見て来たというお客さんもいるからちょっとはお客さんが増えたことになるのかな」



懐かしの4号機が打てて換金ができる、ということがポイントだが、確かに大騒ぎするほどのものでもない、というのが率直な感想。



換金率が悪過ぎる。







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凝縮営業に指導

最近、業界の一部で「凝縮営業」ということばを使ったホールが登場してきている。業界に長いこと身を置いているが初耳である。



凝縮とは、こり固まってちぢまること。趣旨・内容などを一点に集中させること、とある。



凝縮営業をホールがどういう意味で使っているのかは、当該ホールからは明快な答えを得ることはできなかったが、この意味を無理やり当てはめると、特定の機種一点に集中することである、ともいえる。



これを警察が最も忌み嫌う隠語営業と取ったのか、「凝縮営業」という文言を使っているホールに所轄が立ち入り調査を行った。





写真と本文の店は違うが、従業員の一人をつかまえて「凝縮営業」とはどういう意味か問い質した。



一般従業にまでその意味が知らせられていなかったために、従業員は「入ったばかりなので分かりません」と明確に答えることはできなかった。



店長が呼ばれて同じことを聞かれた。



考えた張本人なので、警察の質問を何とかかわすことはできたが、怪しげな隠語として警察がマークしていることだけは間違いない。



指導が入った以上、当該店舗はその文字を使わないようにしたようだが、ただ、客側がこの文言を見て、イベントをやっている、と判断するのだろうか?



大阪には年がら年中「店じまい」の看板を出している靴屋があるが、それと同じようなもので、「凝縮営業」の看板を見て、集客効果があるようには思えない。



「●●営業」という言葉は、警察も非常に敏感になる。警察に怪しまれるような文言を使う場合は、従業員にも意味を周知徹底させると共に、理路整然と受け答えができるようにしておかなければならない。



ところで、この「凝縮営業」の発祥はどこ?





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