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震災の影響が出てきた?女性の応募

大阪・ナンバにグランドオープンしたマルハンの新店は各台計数機を導入しているので、玉運びを必要としない。その分、接客サービスに集中できるので女性スタッフの方が向いているのだが、オープン当初は男性スタッフの数が圧倒的に多かった。



男性スタッフが多いのは戦略なのか、それとも女性スタッフが集まりにくくなっているのか、気になった。



「震災後のパチンコ業界のイメージはかなり悪くなりました。ホールで働いていた女性スタッフの中には、家族から『パチンコ屋なんかで働かないで欲しい』といわれて辞めていった子も一人や二人ではないですよ。名指しで批判されたホールで働いていたら、まるで自分が悪いことをしているように思いますからね」(業界事情通)



では、採用現場の最前線である人材派遣会社はどのように現状を捉えているのだろうか?



「実際、女性は集まりにくいですね。女性スタッフが集まりにくくなったのは震災の影響もあるかもしれませんが、その前から集まりにくくはなっていました。同じホールで働くならコーヒーワゴンの方を選ぶ傾向が強くなりました。玉運びよりそっちが楽で、働く時間も早く終ることができる。女性の求人難は深刻化しています」(関東・派遣会社関係者)



特に首都圏は女性の働き口も増えている。人気業種のアパレル、コールセンターの募集が急増しているほか、水商売、飲食店ではパチンコ業界と時給に遜色がなくなってきているので、パチンコの高額時給の魅力が薄れてきている。



「少子化で母数が少ない所に、パチンコ店が求める『フルタイムで二交代制のフリーター20代女子』などというターゲットはパチンコ店に応募しないですね」(同)



西日本に本社を構える派遣会社では昨年4月から12月までの応募者のデータを取っている。それによると前年対比で約40%減、という結果が示す通りパチンコ業界の求人難が分かる。同じ求人費をかけても60%しか集まらない状況が続いている。



特にホールが派遣を使うのは「女性が集まらない」という理由が多い。



時給での優位性も薄れていくとなると、パチンコ業界で働く魅力作りが必要になってくる。そのために最近注目を集めているのがホールで働く女性を対象にした女子力セミナーだ。女性ならではのおもてなしの心を最大限に引き出して、接客力を高める内容だ。



全台各台計数機を導入して、表周りは全員女性、ユニフォームは女性なら思わず着てみたくなるこじゃれたデザイン。



これぐらいまで力を入れて、繁盛店を作り上げれば女性の応募にも変化が現れるかも知れない。





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