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純増枚数にメス?

スロットの規格解釈基準の一部が変更されたことにより、4月1日からART機が持ち込めるのではないか、といった心配は杞憂だったが、一難去ってまた一難。今度は純増枚数に規制をかけるのではないか、との噂が水面下で流れている。



ARTの純増枚数は1.7~2枚だったものが、2.5枚から2.7枚になり、最近は3枚を謳う機種まで登場。



セールスポイントを「前作を超える純増枚数の○○が登場」と純増枚数を競い始める傾向も。



純増枚数が多ければ多いほど客受けはいい。こうなるとエスカレートしてくるのがこの業界の悪いクセ。純増枚数をアピールするということは射幸心をそそることにもつながることで、行政側も快くは思わない。



そこで水面下で流れているのが純増枚数を1枚以下に規制する、という噂である。



「1ゲームの払い出し枚数は15枚を越えてはならない、ビッグボーナスは465枚を超えてはならない、400ゲームを消化して3倍を超えてはならない、6000ゲームで1.5倍を超えてはならない、1万7500ゲームで1.2倍を超えてはならない、という明確な規定がありますが、純増枚数の規定はありません。そもそも1ゲームで3枚増えることは設計上無理な話。純増枚数を規制するとなるとその計算式が大変なことになる」と話すのはスロット開発関係者。



純増枚数を規制すること自体よりも、「もっと簡単な方法がある」と開発担当はこう指摘する。



「一般ゲームでは純増という考えはなかった。RTだけだった時代は純増枚数が0.8枚。100ゲームで80枚しか増えない。それがARTを認めてゴッドが2枚を越えた辺りから競うようになった。ARTを認めているということはアシストによって拾えることを認めている。ARTを認めている限り、純増枚数を規制することは無理だと思います。純増枚数を規制するより、出玉に影響するものを映像やランプで機械側が誘導するのを禁止にすれば、全部解決します」



これって業界が一番恐れているARTの禁止ではないか。



話が振り出しに戻ってしまった。





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