是非ともこの問題を取り上げて欲しい、とコメント欄に何人かが書き込んでいた。
今回の件は、出入り禁止にするぐらいで、出玉はともかく、貯玉の没収はやり過ぎ、というのが大方の意見のようだがホールがそこまで強硬措置を取った背景には、長い確執があったのかも知れない。
各店舗ともハウスルールは随所に張り出している。今回の変則打ち禁止も、たいていのホールが入り口や遊技台周りに張り出している。
それでも変則打ちをしているようであれば、1回目は口頭注意で止めてもらう。それで収まれば問題はないが、再び来店して同じことをすると、店によっては“強制的”にお引取り願うケースもある。
ハウスルール適用に関してもイエローカー、レッドカードと手順を踏むのが普通なので、出玉の没収並びに、貯玉の無効の背景には、よほど腹に据えかねていたものを感じる。
変則打ちによって玉を増やす。これは技術介入性を必要とするパチンコにとっては違反ではないはずだ。
「固定ハンドルが禁止されているのは、技術介入ができるようにするためで、ハウスルールとはいえ変則打ちを禁止すること自体おかしな話。変則打ちを禁止するということはスロットの目押しを禁止すようなもの」とホール関係者でも疑問の声が挙がる。
変則打ちで確変ベースが上がるの特定のメーカーの機種だったりするわけだが、ここでもホール側の意見は二分する。
「8月以前は4人1組ぐらいでノリ打ちしていました。うちは30個交換なんですが、『ここの銭形は確変ベースが上がらない』という彼らの会話も聞こえていたように来なくなりました。変則打ちしてもそんなに出玉は増えない」
「うちは変則打ちは禁止しています。でもウチコ軍団が来るような店ではないので、そんなにうるさく禁止にはしていません。変則打ちをうまくやれば200個は余分に増やすことはできる」
問題はウチコ軍団が店にやってくることだ。
ある店には毎日25人の軍団がやってきた。狙う台は決まっていて海の沖縄だった。
軍団のメンバーは大学生からおじいちゃん、おあばちゃんまで様々。1日8000円の日当で雇われていた。おカネはほとんど使わず、貯玉を引き出して使っていた。機械が甘いので勝率は高い。朝から夕方までいれば、大きな連チャンは1回ぐらいは来る。それが2回来れば1万2000円にはなるので、8000円の日当を払っても十分お釣りが来る。
親玉にすれば軍団員を増やせば増やすほど、見入りも増える。
「軍団だけは本当にありがたくない客でした。売り上げが上がろうが、稼働が上がろうが、絶対いらない客。彼らを排除しないことには店は絶対損する。海は看板台だったので意地でも閉めませんでしたが、エヴァや慶次の釘が閉まりました」
25人の軍団に沖縄が占拠されていた店から軍団が消えた。
「新店をオープンするので粗利150%アップの指示が本社から出て、沖縄も釘を閉めた結果、ウチコ軍団がものの見事にいなくなりましたね。おかげで一般のお客さんも飛びましたが」
変則打ちは技術介入の一種でゴト行為とは違う。これを禁止することは、本来おかしな話ではある。それを禁止せざるを得ないのは、ちりも積もれば山となるようなお金が絡んでいるからであろう。
封入式が魔法の玉手箱のようにすべて解決できる機械にならばいいのだが。
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