そのお客を仮にAさんとしよう。
そのAさんは1店舗で100万円相当の貯玉をしている。時々そのチェーン店にも出没しており、その他の店でも10万円、30万円相当を貯め込んでいる。
Aさんには一定の行動パターンがある。来店するのは必ず朝一。打つのはMAX機で潜伏をセグ判定で狙う。
このやり方をコツコツと続けている。
設定が判別できないときは深追いせずに帰っていく。
パチンコを打つことが完全に仕事になっている。
「内部確変で1/30なら2000~3000円打てば分かる。それで連チャンすれば5~6万円になる。実に賢い打ち方。負ける要素を極力排除した結果が貯玉に表れている」とは業界の事情通。
パチンコホールが儲かったのは、データもあまり読まずただただ打ち込んでくれた客層がいたからだが、今はおばちゃんでもデータをチェックする時代だ。
Aさんのような客ばかりになることはないだろうが、負ける率を極力排除していく客が増えていくとパチンコ業界の儲けは益々薄利になり、ビジネスモデルそのものを変えなければならなくなる。
話は変わるが、世の中の厳しさは想像以上だ。
大阪・梅田にある渡辺リクルートビルは、ビル名にリクルートの名前が入っているようにリクルート関西支社の拠点だったビルだ。関西支社はそのほか西梅田のハービスENTオフィスタワーにもあったが、梅田阪急ビルへ移転統合している。
梅田阪急ビルは阪急百貨店をスクラップアンドビルドでオフィス棟にも力を入れたもののテナントが入らず、値下げしてリクルートに移転してもらったようだ。
梅田北ヤードの再開発や中之島のフェステバルホールなどのオフィスビルがこれからもどんどん建つが、景気の先行きが見えない中、ビルは竣工してもテナントが埋まるかは未知数だ。
何がいいたいか。
年末は新規オープンするホールも多い。土地を一から手当てし、上物を建て、設備・機械を入れて何十億円も投資するようなやり方が通用するのか、という懸念である。
新築オフィスビルの空室率とオーバーラップする。
景気が回復しないことには世の中は回らない。復興景気頼みだけが一条の光だ。
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