パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

お客様の機種間店内移動動向

*及川奈央

*めぞん一刻

*ルパン



この3機種が設置されてるホールで聞いた話。



それまで「及川奈央」で遊技されていた常連さんが、「めぞん一刻」が導入されると「めぞん一刻」へ移り、今回「ルパン」が導入されると「ルパン」に移動している、という。



今は「ルパン」が人気で、空き台が殆ど出ない状況。



「ルパン」を打ちたくても打てない常連さんは、「めぞん一刻」か「及川奈央」を打っている、という。



そこで私は、店長に3機種セット釘調整することをアドバイスした。



「ルパン」に人気があるうちは、「めぞん一刻」はダイヤルを強へ上げ、「及川奈央」はダイヤルを中に上げる。



これでその機種の成績が上がっている。



皆さんのホールで、共通項を探してみて、相互補完できる機種の調整を考えてみて欲しい。



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老釘師のぼやき

「ハンマー1本、ゲージ1本で何年も業界に携ってきたので今の業界にイライラする」とはある販社の社長。



まず、矛先は統一ゲージに向かった。



「統一ゲージはお客のためにならない。スタートやベースを同じにすることはお客が台を選べない気がする。昔はお客は開いた釘を狙って朝から並んでいた。それが客が客を呼んだ」



遊技の「技」は技術介入ができるという意味だが、今の統一ゲージになってから遊「戯」になった、と嘆く。



昔は小型店は大型店に対抗する魅力のある釘調整方法があったが、小型店も大型店も特徴がなくなり、小型店は淘汰される一方だ。



「今は偶然性しかない。それが果たして面白いのか? お客の間で『今日は釘が開いている』といった話題が出ることもない」



さらに経営者に対しても舌鋒鋭く切りまくる。



「昔は開店で出しすぎてオーナーから怒られることはなかった。むしろよく出してくれた、と誉められた。今は出たら怒られる。初日から儲けに走っている」



お客に新台の魅力を伝えることもなく、これでは新台を活かすこともできない。機械が悪いのではなく、使い方が悪い。



「3カ月は赤字。4カ月でチャラ。5カ月目から儲けるのが常套手段だったが、今は余裕がない。何でもかんでも自由にした結果、弱肉強食の世界を招いた。規制で守られてきたから業界は発展した。半休日があったから、大型店が休みのときは小型店が潤った」



タクシー業界も規制緩和で台数が増えすぎた結果、客待ちのタクシーが溢れるばかり。しかも、深夜料金を半額にした結果、働けども働けども運転手の給料は上がらない状態に陥った。



業界側が規制緩和の見直しを要望しているぐらいだ。



パチンコ業界を衰退させた理由は数々あるが、規制緩和は業界全体をゆで蛙にしてしまったようだ。



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