パチンコ日報

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新シリーズ元店長の主張・・・その①「イントロダクション」

前シリーズを執筆していた途中で、掲載前の原稿を全て破棄することにした。



理由の一つは、皆様へより一層理解して頂けるものと思ったからだ。



劇団四季からマルハンへ続き1円パチンコへの内容を書き上げていたが、それを破棄して今回のシリーズへ移行する意味は何か?



このシリーズでは、皆様からコメントでも要望の多かったマルハンの快進撃も紹介する。



他には、社内教育の意味を他産業と比較しながら紐解き、また社内教育は誰のためにあるのか、最終的にはパチンコ産業の生きる道をお伝えしたいと考えている。



また、このシリーズの中では、弱小・中堅チェーン店企業の経営サイドから、絶賛された内容も一部織り交ぜる。



それは社員教育の在り方やその意味、役割、効果、それらから発展する営業現場や現場社員に及ぼす影響などの内容となる。



接客についてのオペレーションの話は、金太郎飴的なものとは違う角度から斬り込む。



皆様からのメールやコメントを拝読すると、二つの思考回路があると思った。それをここであえて論じない。



その中に究極の質問というか、端的な質問があった。



その質問とは「元店長さんはどんなホールでも成績は上げられますか?」



その質問メールに、私はこう答えた。今ここで初めて公開する。



「今の機械は、私が現役の頃の機械とは違いますので、機械調整は自信はありません。しかし、ホール運営を<機械調整店長>と<ホール内運営店長>に別けた場合、ホール内運営店長職に就いたならば、間違いなくホールの成績は上げられます」と答えた。



私の持論は、ホール運営は2人店長体制が一番だと考えている。



旧ブログ時代から私は何回もコメントなどに書いてきたが(残念ながら旧ブログのコメントはブログ引越しの際に消えてしまった)、ホール産業は間違いなく<店長産業>である。



店長の手腕で成績が大きく左右される事もしばしば。これは皆様も周知のこと。



ホール運営関係の寄稿に対して時々思考が浅すぎるメールやコメントがあると思う。その反面、理解を深めて頂ける方のコメントやメールもある。



このシリーズでは、両者が一層理解できる内容を心がけていく。



読み進むうちに、一部の方には「えっ?」と思う事もあるはず。



私が寄稿した内容について、業界関係者のブログで取り上げて頂けることがある。それを報告してくれる業界人もいるので、極力拝読している。



最近では、交換所についてのエントリーを皆様のブログで取り上げて頂いたケースもある。



交換所については、様々な意見を頂戴した。



私は交換所で「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」とあいさつしているケースを紹介した。



その意味を誤解されているケースも散見された。



この真意はシリーズの中に出てくる。<ホール内の接客レベル>の記述を参照願いたい。



また、一部のブログのコメントには「ブログに書かれている事だけで判断する」と言う記述もあった。



つまり書かれている内容の奥まで考えないで、実際に表面に出ている文字や文章で判断すると言うことだろうか?



これについては、はっきりいって、非常に残念なことだと思った。



これまで、他産業の人と多く付き合ってきたが、そんな発想の人はいないので、非常に驚いた。



映画や小説、テレビドラマ、舞台演劇だけでなく、日常の人間関係の中にも【目に見えない<優しさ>や<恐ろしさ><罠>】などがある。



その中には<感動>があり<失望>がある。



それが現実の社会だ。



表と裏があるのが現実だから、書いている内容の裏まで読めれば、より一層私の寄稿が面白いと思う。



私の寄稿は【机上の空論ではなく、今までの経験から書いている】このことを了解願いたい。



私の寄稿内容のレベルを下げてくれという意見がある反面、そのままでOKという意見もある。どのレベルに合わせるのかは、難しい所。



パチンコ日報は、旧ブログ時代から、経営に携わる人が多くいることが判明している。



例えば、先日営業1号さんが紹介したエントリーを見て、すぐに反応された経営者もいる。



だからこのブログに書く内容は、それなりの水準を求められている。



私の寄稿には、その水準に合わないものがあれば、営業1号さんから掲載前に意見が入ることもある。



業界関係者のブログには、その水準に合う読者がいるので、私も営業1号さんの求める水準の寄稿を今後も続けたい。



今後の寄稿の展開では、他産業の例も混じえる。



これまで少数意見の中に「パチンコに関係ないから…」と言う批判は一切受け付けないのであらかじめご了承願いたい。



この長引く不況の中、ピーク時には1万8000店舗のホール軒数が1万2000店舗まで落ち込んだ。



この店舗数は、時間をかけてまだまだ落ち込む。景気が回復すれば一時的には上がるだろうが。



しかし、日本の総人口の推移や人口構成比を考えると、店舗数の落ち込みは避けられない。



日本の人口推移でピークは何年かご存じだろうか?



2004年に1億2779万人だった。



このままで行くと、90年後の2100年の人口は<4771万人>まで下がると予測されている。



110年前の1900年が<4385万人>だった。その水準にまで下がるのにあと90年。



単純計算すると、1年間で80万人の人口が減る。



これを考慮した場合、公共事業はどれだけ不要になるのやら? それはレジャー産業にも同じことがいえる。



この間、間違いなく外国人が大勢移住してくるはずだ。だから単純にこの数字にはならないという学者もいる。



それならそんな先の事は考えないで、10年後のことまで考えれば良いではないか!という意見を過去何度も耳にした。



しかし、ホールオーナーの多くは、会社を孫の代まで残したいと思う人が大半だ。

それだけではない。



今年入社する新人社員は、あと40年以上は働かなくてならない。



話が大分脱線した。申し訳ありません。



つづく



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