パチンコ日報

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メーカー開発担当者へ贈る言葉・・・その⑤ 高校生の声を聞け&おもちゃパチンコ台

(このシリーズは、流れの構成上話が前後する事があります)



A社開発担当者に「高校生にパチンコに対する声を聞いてみたら?」と話した。



すると彼らはこの提案に意表を突かれ、もの凄く驚かれた。



それぞれの業界では、最初は無駄だと思うことから、それが実現化されて行くことがある。



将来のお客様となる18歳未満の人は、パチンコに対するイメージはまっ白だ。



その人たちに既存機で遊技してもらい、様々な意見を聞いてみるのだ。

リーチ演出などについては、前もって質問を考えて置く。



リサーチ会社を使えば高校生を集めることができるので、自社研究室に来てもらえばいい。



携帯電話創生期、高校生に将来の携帯電話像を描いてもらったことが、現在全て現実になっている。



ここでクダラナイ提案をさせて頂く。



資金に余裕があるパチンコメーカーにこんな企画商品を出してもらいたいものだ。



それは「楽しい子供向けパチンコのおもちゃ」!



昔は子供向けおもちゃの中に「パチンコ」や「スロットマシン」「ピンボール」などが販売されていたことをご記憶の方も多いと思う。



それだけパチンコは子供にも浸透していた。



今はテレビゲームに変わってしまったので、そんなアナログなおもちゃパチンコも市場から消えていった。



このおもちゃパチンコは、将来のパチンコ市場拡大の要素を含んでいる。



クダラナイ提案と書いたが、パチンコヘビーユーザーに子供が生まれたとき、おもちゃパチンコが景品カウンターにあれば、手にとる可能性はある。



安価で「楽しい」おもちゃパチンコは出来ないものか?



昔読んだ調査でこんなことを思い出した。



競馬を始めたきっかけ。



理由のひとつに「親父に連れられて、よく競馬場へ通った」



これは本当に大きな要素だと思う。



小生は馬券購入はほとんどしない。ここ10年以上、馬券を購入していない。



父は競馬はやらない代わりに、パチンコが大好きだった。



父に連れられ手打ち時代からパチンコ店へ行っていた。



旧ブログで「ファーストパチンコ」について書いたことがある。初めてパチンコ遊技したきっかけについて書いた。



今は18歳未満の未成年者のホール入場は厳しく禁止されているが、昔は子供の遊び場でもあった。



そんな時代の子供たちが、今のパチンコ産業の一部を支えている。



ここの読者で40歳以上の人は、自分でパチンコ台を制作した人がいるはずだ。



ベニヤ板に自分で釘を打ち付けて、盤面上から玉を落とす。



小生もその類だ。友人が作ったものと、どちらが面白いか競い合ったこともある。



まあ正確にいえば、パチンコよりもスマートボールに似ていたが(笑)



ここでパチンコメーカーの人に問いたい。



液晶や電飾もないシンプルな自作パチンコの魅力を感じた事がある人はいるのか?と。



パチンコの原点とは「玉の流れ」を楽しむことだった。

ベニヤ板に釘を打ちつけて、玉の流れを楽しむ感覚を味わえるパチンコ。



私が業界を指導出来る立場にいたならば、本物のパチンコ機を製造しているパチンコメーカー社員と一般ユーザーを対象に、「自作パチンコ台コンテスト」を開催したい。



パチンコの原点に触れてみるのも必要ではないのか?



この話でもA社開発担当者と盛り上がった。



皆さんはどう思う?



つづく



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