これから書く話は、何年ぶりの公表になるだろうか。
暗い話題が多い世の中だ。パチンコ業界もホール減少、機械代高騰、と明るい話題がない。
この寄稿は、新年用に取っておいたものだが、特殊景品交換所の話題の流れで、今回のシリーズに辿り着いた。
話を少々戻すが、特殊景品交換所のエントリーを何故書いたのか? 詳しく書かなくてもお分かりだろう。
現状を放置していると、将来消滅する可能性が高いポジションだからだ。
一部には誤解を招いたり、未だに理解されてない人もいるが、全員にご納得してもらう必要もないだろう。
特殊景品交換所は、個人経営の地域も多い。
しかし、組織で運営している地域もあるのだから、今後の特殊景品交換所の在り方を、それぞれが模索して、パチンコ業界で生き残る方法を探すのが今だと思うのだ。
まだ時間はタップリあるのだから。
ホール側も未来のために真剣に景品交換の在り方を考える時が来た。
私はパチンコをやったことがない人を何人もホールへ案内してきた。
友達から会社オーナーやオーナーの奥様、政治家、芸能関係者まで多岐にわたった。
彼らパチンコ初心者は、特殊景品交換所へ行った時の感想をこう漏らしている。
「いやーな気がした」
「何か分からないけれど胸がドキドキした」
「恥ずかしい」
「惨めな気分になる」
好印象など一切ない。
これが嫌でホールへ二度と足を運ばない人もいる。
パチンコ遊技は、スキーやゴルフに似ている。
どういうことかというと、最初が肝心である、ということ。
未経験者が初めてスキーやゴルフを経験する時、最初の経験がその後に大きな影響を及ぼす。
個人的に向き不向きはあるが、最初が楽しいかどうかということである。
特にスキーやゴルフの場合は天候が大きな要素を占める。
吹雪いていたり、大雨だったり。こんな天候では楽しさは半減。半減どころか嫌いになる。
これと同じことがパチンコにも通じる。
パチンコ人口を増やすためには、ホールでの接客、機械の性能、特殊景品交換所の雰囲気まで、ワンセットで捉えることが重要である。
特殊景品交換所を季節の花でいっぱいにするだけでも、パチンコをしない人の印象も変わるだろう。
特殊景品交換所でしか購入出来ない「美味しい菓子」の開発も良いかも知れない。
特殊景品交換所は、強盗に遭う危険性が高い。そのため防犯上できる、できないはあるにせよ、20年後の特殊景品交換所を想像して見てはどうだろうか?
次回から、特殊景品交換所を含めてパチンコ業界の未来像を書いていく。
間違いなくパチンコ業界の明るい未来が見えてくる!
つづく
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30年後のパチンコ業界の姿…その①明るい未来は今から高い目標を持つのが肝要だ!
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