パチンコ日報

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香りマーケティング実践編

香りマーケティングに関するエントリーを書いたのは去年7月28日だった。



香りの先進国である欧米では、芳香マーケティングにより、滞留時間を延ばし、1人当たりの購買金額をアップすることに成功しており、パチンコ業界でも導入するホールがボツボツ出始めている、という内容だった。



あれから半年近くが経過したが、やはり静かに浸透していた。



前職でお世話になったピーサポートがフレグランス事業部を立ち上げ、香りマーケティングに力を入れていた。



で、1月14日からテスト導入しているのが阪神西宮駅前の「美和センター」。導入のきっかけが、面白い。



ある社員が上六の「ダイイチ」に行ったときだった。店内にいい香りが漂い、社員も生き生きと働いている。これは何かある!と直感が働いた。



調べた結果、店内の芳香は香りマーケティングで、それを販売しているのがピーサポートだった。



同社が取り扱っている商品は銀座に華々しくオープンしたアメカジの「アバクロ」にも採用されているもので、アバクロは視覚や聴覚だけでなく嗅覚によって購買意欲をそそらせる手法を取り入れている。



「ニオイは一人でも嫌うお客様がいるとやらないほうがいい。導入されているホールではそういう苦情もない、ということなので踏み切りました」とは同ホール関係者。

写真の一番奥の黒っぽいのが本体で。美和センターには入口3カ所に設置されている。

アップは本体のカバーを開いたところで、横のファンはより遠くへナノ分子を飛ばすためのオプション商品だ。



タバコなどの消臭効果もあるため、消臭剤を使っているホールではそれが不要になる。



これで、本当に売り上げが上がれば万々歳だ。



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