A社開発担当者が一番聞きたがっていたのは、他の産業の開発方法やニーズ調査の方法などだった。
彼らに最初に話したのが、表題にもあるように「パチンコ台は芸術品と同じ様に、人(メーカー)の思いがそのまんま形になる」。
芸術品と話したのはお世辞ではない。
しかし、その芸術品全てが素晴らしいとは限らないとも釘を刺した。
製品開発には、それぞれの産業でニーズと言うものがある。
冷蔵庫なら「静粛性」「消費電力」「容量」「デザイン」「使いやすさ」。
自動車なら「燃費」「デザイン」「静粛性」「乗り心地」「大きさ」「エンジン」。
オレンジジュースなら「酸味」「甘味」「色」「濃度」「舌触り」「パッケージデザイン」。
ここで質問です。
靴下なら「・・・・」「・・・・・・」「・・」「・・・・・・・」。
パンツなら「・・・・・」「・・」「・・・・・・」「・・・・」。
コンドームなら「サイズ」「・・・・」「・・・・・・」「・・・」。
他の業界の製品開発方法などが知りたいのなら、身近な物のニーズ項目を知る事が重要である。
それではパチンコ台は?
メーカーやホールの方は考えて欲しい。
ここに私が芸術品だと言う意味が隠されている。
紙に書いて欲しい。
この質問を今まで多くの業界開発者にしてきた経験からいうと、なかなか答えられなかった。
A社の開発担当者もそうだった。
その理由は「パチンコ台は芸術品だから」。
パチンコ台のニーズって何?
これ考えて欲しい。
できれば、このエントリーのコメント欄に書いて欲しい。
メーカー関係者だけでなく、お客様も答えてもらうと面白くなる。
つづく
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メーカー開発担当者へ贈る言葉・・・その④ パチンコ台は芸術品に昇華した!
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