前回、最後に「間違いなく明るい未来がパチンコ業界に見えてくる!」と書いた。
しかし、それには最低条件がある。
業界が自ら実現可能へ向けての構想を立てる。そしてそれを大きくアピールする。
これがまず、スタートラインだ。
現状のままだと、これまでの50年と何ら変わらない。業界に対する社会の風向きも変わらない。
業界の地位向上と発展への対策を業界全体で行う。
「そんな事、やってますよ!」という人もいるだろう。
しかし、ハッキリ言ってまだまだ不足している。とある政治家秘書もこれと同じ話をしていた。
30年後のパチンコ業界を具体的に予測したことがあるだろうか?
想像ではなくて、予測だ。
創業40~50年のホール企業やメーカーが、30年後にどうなっているのか?
今年パチンコ業界に就職した若者たちは、30年後は50歳過ぎる。
問1 2040年のパチンコ業界はどうなっていますか?
問2 2040年のパチンコ業界はどうなっていて欲しいですか?
ホール企業もメーカーだけでなく、個人でも質問の答えを考えて欲しい。考える時、頭ではなく、紙に書くこと。
可能であれば、ブログを持っている人は、2040年の業界の様子を書いてくれたら嬉しい。
特にホール企業やメーカーの人事や教育担当者は、この問を毎年社員に書かせて欲しい。
これがパチンコ業界を発展させる第一歩だ。
次回からはある組織から依頼されて、書き上げたレポートの一部を紹介する。
今でもそうですが、誰も想像をしていない、パチンコ業界の未来図の一部を公表する。
手前味噌だがレポートの斬新性などから、レポート料を50万円頂戴した。
その関係から全ては公表できないが、実現可能な未来図だ。
と、書いたら期待ハズレと思われる可能性があるので、ご高覧いただき楽しんで頂く事が大切かと(笑)。
換金合法化は夢のまた夢だと思っている業界人は多い。
永年、グレーな換金方式に甘んじてきた業界だ。
三店方式以外には術がなかったのだから、三店方式の存在は仕方ない。
しかし、これを30年後まで継続させるつもりなのだろうか?
業界だけでなく、行政も含めてだ。
グレーゾーンを白にしたい、と努力をしている業界人の苦労は分かる。
しかし、その方策は間違いであると思うしかない。
換金合法化に向けた作戦が、完全ではなかったので、今日の状況に甘んじている。
ある政治家秘書の個人的見解で次のようなものがある。
・パチンコ業界は、自分のことが第一番と考えている人が多いように映る。
・社会貢献活動も他の業界並にされているが、その戦略がヘタ。せっかくの社会貢献もパチンコのイメージ戦略と連動されていない。
・社会貢献を業界利益に結びつけることに、罪悪感は持つ必要はない。
・パチンコ業界の将来像を描けない人が多い。イコール、パチンコ業界に心底興味を持つ人(国民、政財界関係者)が増えないということ。
中でも、パチンコ業界の「元銭」は、庶民の「小遣い」であることを忘れているのではないか?
この指摘が強く心に残った。
つづく
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30年後のパチンコ業界の姿…その②30年後のために換金クリアのために再行動
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